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スキンダイビング スキンダイビングskin diving

翻訳|skin diving

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スキンダイビング
skin diving

素もぐり,閉息潜水のこと。本来の意味は裸や水着のみで器具などを用いずに深く水にもぐる行為をさすが,一般にはシュノーケルフィン (足ひれ) を着けて行なう場合が多く,広い意味ではウェットスーツスキューバなどを使用する潜水をも含む。日本では古くから盛んに行なわれており,海女に代表されるように戦前から技術的に先進国であった。スポーツとしては 1960年代から楽しまれるようになった。 (→潜水 )

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知恵蔵の解説

スキンダイビング

素潜り(閉息潜水)とも呼ばれる。水中マスクスノーケル、フィン(足ヒレ)の3点セットを用いる。泳げなくても、ライフジャケットを用いて水面上から水中を覗くことができ、この場合にはスノーケリング(snorkeling)と呼んでいる。本格的にはウエットスーツを始め、各種の器具を用いて行われる

(吉田章 筑波大学教授 / 2007年)

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デジタル大辞泉の解説

スキン‐ダイビング(skin diving)

水中眼鏡・足ひれをつけ、シュノーケルで呼吸しながら水中を遊泳するスポーツ。素潜(すもぐ)り。

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百科事典マイペディアの解説

スキンダイビング

スポーツとしての潜水。素もぐりか,水中眼鏡,シュノーケル(呼吸用のパイプ),足びれの3用具を用いる。スキューバを用いるものはスキューバダイビング。1930年代の米国が始まり。
→関連項目水泳

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世界大百科事典 第2版の解説

スキンダイビング【skin diving】

素もぐり,あるいはとくに大がかりな道具を用いずに行う潜水のこと。潜水そのものは古代から魚をとり,海底の貝や海草などをとる技術として行われてきた。また武道の一つとしての潜水技法も開発されてきた。しかし,スポーツとして楽しまれるようになるのは,1930年代のアメリカにおいてであり,それは潜水に便利な水中眼鏡がつくられたことによる。さらにゴム製の足びれや水に顔をつけたまま呼吸ができるJ字型あるいはS字型の管(スノーケルsnokel)がつくられて,水中での移動がいっそう容易になり,それとともに愛好者の数も増加した。

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大辞林 第三版の解説

スキンダイビング【skin diving】

〔素潜すもぐりの意〕
簡単な装備をつけて水中に潜るスポーツ。シュノーケル・ゴム製潜水衣・足ひれなどをつける。 〔スキューバ-ダイビングをもいう場合がある〕

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スキンダイビング
すきんだいびんぐ
skin divingfree diving

スポーツダイビングとしてスキューバなどの呼吸器具を使わずに、息をこらえ潜水(ダイビング)をすること。素潜(すもぐ)りともいう。これに対して、スキューバを使用するものをスキューバダイビングという。息こらえ能力によって潜水時間は30秒から2分くらいと個人差が大きいが、事前に深呼吸を数回繰り返す、水中で落ち着いて行動する、潜水の間隔を2分間はあけるなどの訓練を積むことにより、息こらえ時間を2分近くに延ばすことができる。また水深3メートルくらいから鼓膜に痛みを感ずるが、これは水圧によって鼓膜が気圧の低い中耳側へ押されるためで、鼻をつまんで息を吹く、つばを飲む、あごを動かすなどの動作(耳抜き)を行うことにより、中耳へ通ずる耳管が開き中耳の中の気圧が水圧と均圧され、痛みは消える。なお、息を我慢していることにより体内で酸素欠乏がおこり失神(ブラックアウト)の危険性もある。
 息こらえ潜水の歴史では、水深80メートルからアンカーを引き上げた記録もあるが、2012年5月の時点での世界記録は、2011年10月にクロアチア人のゴーラン・コラックGoran Colak(1983― )がイタリアで達成した、水深273メートルである。
 初歩的なスキンダイビングでは、とくに用具を必要としないが、シュノーケル、潜水マスク、フィン(足ひれ)、ウェイトベルト、ウェットスーツなどを用いることにより、シーズンを通して楽しむことができる。スキューバダイビングのトレーニングにも役だつ。このように、水深10メートル以浅を1~2分間繰り返し潜水して、海中景観を楽しむなど、スポーツとして楽しむ人々も増えている。とくに海中景観の優れた南日本のサンゴ礁では、シュノーケル、フィン、潜水マスクなど用具も手軽なスキンダイビングは、シュノーケリングschnorkelingともよばれ、愛好者が多い。[山田 稔]

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