湿式の潜水服。ドライスーツと異なり、ウェットスーツは内部に水が入るが、発泡クロロプレン製のスーツ生地には独立気泡が多く含まれ、断熱性に優れ保温力が高く、着用者の体温は保護される。また伸縮性があり、身体にぴったり装着できる。耐摩耗性に優れ、岩場などからダイバーの肌を保護するとともに、ダイバーが水面に浮上する浮力が生かされるつくりとなっている。厚いものほど保温性に優れるが、浮力が大きくなるので、ウェイト(おもり)の調整(3~7キログラム)が必要になる。ダイビングをはじめ、サーフィン、ウィンドサーフィン、カヌーなどのスポーツ時や、水上・水中作業時などに、フード、手袋、ウェイト、シューズとともに装着される。ウェットスーツには水温や作業内容によってさまざまな型があり、上下一体型(長袖・長ズボン、半袖・長ズボン、長袖・半ズボン、半袖・半ズボン)、分離型(上着のみ、ズボンのみ)など多種類ある。
[山田 稔]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
立春から数えて 88日目で,現行暦では5月2日頃にあたる。八十八夜を過ぎればもはや晩霜も終りになるので,農家ではこれを種まきや茶摘み,その他の農作業開始の基準としている。日本では明暦3 (1657) ...