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ストレッチング stretching

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ストレッチング
stretching

筋肉を伸展させる (ストレッチ) 運動。ストレッチングを行うことにより筋や腱の柔軟性が高まる。また筋の伸展性や弾力性も高まり,関節の可動域が大きくなるので障害や故障の予防・防止の効果がある。 1980年アメリカの B.アンダーソンが『ボブ・アンダーソンのストレッチング』を刊行して以来,日本でも普及し,現在では多くの人が準備運動や整理運動のときに行うようになった。反動を利用して行うダイナミック・ストレッチング dynamic stretching (動的柔軟体操) と,ゆっくり目的部分の筋肉を最大限まで伸ばし,30秒前後静止するスタティック・ストレッチング static stretching (静的柔軟体操) がある。いずれも柔軟性を高めるのに役立つが,通常ストレッチングといえばスタティック・ストレッチングをさす。

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百科事典マイペディアの解説

ストレッチング

米国で生まれたトレーニングの方法。ストレッチは〈引き伸ばす〉〈伸展〉という意味。こわばって硬くなった筋肉を伸ばして柔軟にすることで,身体をリラックスさせる。呼吸に合わせて筋肉を静かに伸ばし,一定の時間(数秒〜数十秒)その状態を保つ。これによって,筋力と持久力を養うことができ,血行促進の効果もある。あくまでも無理をしないことが原則で,他の準備運動や運動トレーニングのように反動を利用してリズミカルに行うものではない。 正しく行えば筋肉に負担をかけることはなく,疲労も少なくてすむ。腰痛や肩こりなどの予防や軽減にも効果的とされ,患者に推奨している病院もある。目覚めたときに,腕を伸ばしのびをする人間の本能的な動作も,ストレッチングの一つであり,場所や時間を選ばないこの手軽さが,幅広く受け入れられている大きな理由であろう。 ここで述べたストレッチングは,正式にはスタティック・ストレッチングstatic stretching(静的ストレッチング)という。通常,ストレッチングといえばスタティック・ストレッチングのことを指すが,これとは別に,反動を利用して行うダイナミック・ストレッチングdynamic stretching(動的ストレッチング)もある。→ウォームアップ

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