コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ソーダ石灰 ソーダせっかいsoda lime

翻訳|soda lime

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ソーダ石灰
ソーダせっかい
soda lime

水酸化ナトリウム (カセイソーダ) と酸化カルシウム混合物で,白色粒状の固体。試薬として,また酸性ガス (二酸化炭素など) に対する一般的な吸収剤として使われる。強アルカリ性で,吸湿性がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディアの解説

ソーダ石灰【ソーダせっかい】

生石灰(酸化カルシウムCaO)を水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)NaOHの濃溶液に浸し,熱してつくった無色粒状の固体。主成分CaO,NaOH(5〜20%),H2O(6〜18%)。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ソーダせっかい【ソーダ石灰 soda lime】

生石灰(酸化カルシウム)を水酸化ナトリウムの濃厚水溶液に浸し,これを熱して濃縮し,乾固して粒状にした白色多孔質の固形物質。強い塩基で,長時間使用しても粒形が崩れにくく,二酸化炭素および水分の吸収剤,外気中からの二酸化炭素,水分の侵入防止用保護管の充てん(塡)剤,有機合成などに広く用いられる。元素分析の際にソーダライム管に詰めて二酸化炭素の定量用に用いられていたが,現在では吸収能の強いアスカライトAscarite(水酸化ナトリウムと石綿で製造した物質の商品名で,二酸化炭素吸収能はソーダ石灰の3~4倍)が用いられている。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

ソーダせっかい【ソーダ石灰】

生石灰(酸化カルシウム)を水酸化ナトリウムの濃厚な水溶液に浸し、加熱して白色ないし灰色の粒状にしたもの。二酸化炭素の吸収剤や吸湿剤・乾燥剤に用いる。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ソーダ石灰
そーだせっかい
soda lime

酸化カルシウム(生石灰)を水酸化ナトリウム(カ性ソーダ)の濃溶液に浸し、これを焼いて粒状にしたもので、生石灰を主成分とし、5~20%のカ性ソーダ、6~18%の水分を含んでいる。白色、強塩基性の物質。二酸化炭素の吸収剤としてその定量に用いるほか、有機化合物の合成、乾燥剤などにも利用される。[鳥居泰男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ソーダ石灰の関連キーワードソーダ石灰ガラスの一般組成タッチパネル用ガラスアルミナ曹達ガラスソーダ石灰ガラス無アルカリガラスクラウンガラスケイ酸塩ガラスソーダガラス照明用ガラス低融点ガラス半導性ガラスガラス工芸工業ガラスガラス食器硬質ガラス軟質ガラス曹達ガラスガスマスク板ガラス絶縁材料

今日のキーワード

ラニーニャ現象

《La Niña events》赤道付近のペルー沖から中部太平洋にかけて、数年に1度、海水温が平年より低くなる現象。低下する温度差はエルニーニョ現象での上昇温度差より一般的に小さい。→ダイポールモード...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android