コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

タイガ気候 タイガきこう taiga climate

2件 の用語解説(タイガ気候の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

タイガきこう【タイガ気候 taiga climate】

W.P.ケッペンの気候区分法ではDwで,冷帯冬季乾燥気候または亜寒帯夏雨気候ともいう。夏は冷帯湿潤気候と同様で短く,少し雨が降るが,冬は寒くて乾燥気味で,期間が長いのが特徴。気温の年較差がきわめて大きい。針葉樹林(タイガ)が広く分布し,豊富な森林資源となっている。土壌はやせたポドゾルが主で,そのため農耕適地はきわめて少ないが,耐寒性作物(エンバクジャガイモオオムギなど)の栽培が進められ耕作限界線が徐々に北へ推移している。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

タイガ気候
たいがきこう

北半球の大陸北部に発達する寒冷な気候。針葉樹林気候ともいう。亜寒帯気候を植生により細分すると、タイガ気候大陸混交林気候になる。最寒月平均気温は零下3℃以下、最暖月平均気温は10℃以上。この気候帯での最高気温ロシア連邦ヤクーツクの39℃、最低気温は同じくロシア連邦のオイミャコンの零下68℃である。年降水量は一般に400~500ミリメートル以下の所が多く、夏季に集中する。土壌は冬の寒さのため永久凍土層とポドゾル(灰白森林土)が発達し、夏季には農耕も可能となるが、大部分の地域は針葉樹林帯である。シベリアの針葉樹林はハリモミ、モミ、カラマツエゾマツが主体で、元来はこれらの樹林をタイガといった。北アメリカではハリモミ、カラマツが中心である。[山下脩二]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

タイガ気候の関連キーワード乾燥気候ケッペン砂漠気候ステップ気候ツンドラ気候気候区気候図ケッペンの乾燥度指数ケッペンの気候分類ソーンスウェイトの気候区分

今日のキーワード

アレルギー

語源はギリシャ語。「変わった(変えられた)働き」です。関係しているのは、人間の免疫システム。免疫は本来、人の体を守る仕組みですが、ときに過剰反応し、不快な症状を引き起こすことがあります。それがアレルギ...

続きを読む

コトバンク for iPhone