タスマニア人(読み)タスマニアじん

世界大百科事典 第2版の解説

タスマニアじん【タスマニア人】

オーストラリアのタスマニア島の先住民。人類文化の最古の姿を19世紀まで残していたとされるが,一体としてまとまった人骨は5体しか残されておらず,信頼しうる記録はないに等しい。起源については,アボリジニーが約1万年間大陸から隔絶していた結果変化したという説,ピグミーないしネグリトに由来するという説,ニューカレドニア島から漂着したとするメラネシア説があり,定説はない。第1の説は,オーストラリア先住民の起源に不確定な部分が多いので,論議はさらに細分化する。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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