タブレット型端末(読み)タブレットガタタンマツ

デジタル大辞泉 「タブレット型端末」の意味・読み・例文・類語

タブレットがた‐たんまつ【タブレット型端末】

tablet-type device液晶ディスプレーなどの表示部分にタッチパネルを搭載し、指で操作する携帯情報端末の総称。パッド型端末。タブレット端末タブレット型情報端末。タブレットデバイス。メディアタブレット。
[補説]タブレットパソコンとほぼ同義だが、タブレットパソコンが通常のパソコンのオペレーティングシステム(またはその派生版)を採用し、ノートパソコンのキーボードを省いて、小型軽量化を進めたものであるのに対し、タブレット型端末はスマートホンデジタルオーディオプレーヤー延長として、タッチパネルなどのユーザーインターフェースやインターネットの通信機能を維持したまま、ディスプレーを大型化し、メディアプレーヤーとしての使いやすさを充実させたものといえる。前者は主に2000年にマイクロソフト社が提唱したタブレットPC構想に基づく一連コンピューターをさし、後者は2010年にアップル社が発表したiPadに代表される。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「タブレット型端末」の意味・わかりやすい解説

タブレット型端末
たぶれっとがたたんまつ

タッチパネル機能をもつ液晶ディスプレーを主なインターフェースとして、指やペンなどで操作できるパソコンや携帯端末のこと。持ち運んでモバイル環境で使われることが多い。

 タブレットパソコン(タブレットPC)とよばれることもあるが、その場合、マイクロソフトWindows(ウィンドウズ) OSなどのパソコン用オペレーティングシステム(OS)がベースになっていることが多い。それに対して、一般的なタブレット型端末はモバイルに特化したOSが使われる。アップルのiPad(アイパッド)をはじめ、グーグルGoogleのAndroid OSを搭載した製品など、数多くのタブレット端末が出ている。そこに携帯電話機能を付加し、機能強化したものがスマートフォンになる。

[編集部]

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