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ダウランド ダウランド Dowland, John

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ダウランド
ダウランド
Dowland, John

[生]1562/1563. ダブリン近郊
[没]1626.1.21. ロンドン
イギリスの作曲家,リュート奏者。 1580年頃からイギリス大使 H.コバムに仕え,フランスドイツなどで過し,88年オックスフォード大学から音楽学士号を受けた。ローマカトリック教徒であったため,イギリス王室では地位が得られず,ベネチアフィレンツェなどに滞在したのち,98~1606年デンマーククリスティアン4世にリュート奏者として仕え,宗教問題解決後ロンドンに戻って,12~26年イギリス王室付きリュート奏者となり,演奏家としても作曲家としても名声を得た。

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百科事典マイペディアの解説

ダウランド

イギリスの作曲家,リュート奏者。生地と生い立ちは不詳で,アイルランド人の家系とする説もある。前半生は地位に恵まれず,大陸に渡って各地を転々とした。1612年,念願のイギリス王室リュート奏者に任命され,以後ロンドンで活躍。

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世界大百科事典 第2版の解説

ダウランド【John Dowland】

1563‐1626
イギリスの作曲家。生い立ちは不詳。フランス大使に仕え,1580‐82年には大陸で生活していた。帰国後急速にリュート奏者としての名声を高め,88年にはオックスフォード大学から音楽学士の学位を得た。94年にイギリス宮廷への仕官に失敗した後,再び大陸に渡り各国を歴訪し,1598‐1606年にはデンマーク国王付きリュート奏者として活躍した。06年にロンドンに戻り,12年に念願のイギリス国王付きリュート奏者に任命された。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ダウランド
だうらんど
John Dowland
(1563―1626)

イギリスの作曲家、リュート奏者。出生地は彼自身の記述によるとロンドンだが、これには異説も多い。1580年からパリ、ブラウンシュワイクおよびヘッセンの宮廷、ローマ、フィレンツェなどで活躍したあと、98年からデンマーク王クリスティアン4世の宮廷でリュート奏者を務めた。1606年にイギリスに戻り、12年ジェームズ1世の宮廷リュート奏者となって、死の年まで王室で活躍した。ダウランドは、エリザベス1世からジェームズ1世にかけての時代を代表するリュート歌曲とリュート独奏曲の作曲家であり、86曲のリュート歌曲、約80曲のリュート独奏曲を残している。ほかに、宗教声楽曲や器楽合奏曲なども書いた。なかでもリュート歌曲『流れよ、わが涙』Flow my tearsの旋律は当時たいへんな人気を博し、ダウランド自身、その旋律によるリュート独奏曲や器楽合奏曲を書いているほか、当時の多くの作曲家が、その旋律に基づく器楽曲を残した。ロンドンに没。[今谷和徳]

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世界大百科事典内のダウランドの言及

【歌曲】より

…ドイツの多声リートは,野の花のような素朴さの中にロマンティックな憧れを秘め,イザークの4声の歌曲《インスブルックよ,さようなら》などの佳曲を生んだ。これらの多声歌曲と並んで,手近な楽器リュートを伴奏とする歌曲も行われ,イギリスのダウランドによる《流れよ,わが涙》(《涙のパバーヌ》の名でも知られる)のように一世を風靡する曲も現れた。 つづく17~18世紀は,劇音楽の隆盛と抒情詩の低迷という二つの要因が重なって,全般的に歌曲は振るわなかった。…

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