テレサ(カルカッタの)(読み)テレサ

百科事典マイペディア 「テレサ(カルカッタの)」の意味・わかりやすい解説

テレサ(カルカッタの)【テレサ】

カトリック修道女。本名アグネス・ゴンザ・ボヤヒュー,通称マザー・テレサ。ユーゴスラビアのスコピエ生れ。1928年修練先であるアイルランドのロレット修道院からインドに派遣され,以後カルカッタ(現,コルカタ)を拠点に,病人孤児貧者への奉仕を続けた。1950年には国籍をユーゴスラビアからインドに移している。1979年ノーベル平和賞を受賞。1984年には〈神の愛の宣教師会〉を創立。死去に際してはカルカッタで国葬が行われ,2003年ローマ法王庁が福者(カトリック教会において,死後,その聖徳を認められた者に対して贈られる敬称)に列福(れっぷく)。

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