テレビ画面に文字、図形、写真などを映し出すための送像装置、またはこの装置に用いる反射カードのこと。テロップはアメリカのグレイ社の商品名で、正式な名称はtelevision opaque-card projectorといい、用いるカードの寸法は125×100ミリメートル、厚さ0.2~0.3ミリメートルである。文字などを単独に映したり、フェードイン、フェードアウトさせたり、文字が画面の横方向や縦方向に移動するスクロール機能なども備えている。番組のタイトル、コマーシャル、さらに地震、津波、台風などの警報や選挙などの緊急速報に頻繁に利用されている。従来はブラウン管のフェースプレート(前面)を走査するスポットから出た光でカードの表面を照射し、その反射光を光電管で受けてテレビ信号に変換していた。最近では屋外中継など機動的な番組制作が多くなったため、このような送像装置も光電変換部に固体撮像素子が用いられ、小型・軽量化された。画像の切り換えも瞬時に行え、30枚程度のカードを連続的に送出できるものも開発されている。
[金木利之]
乞巧奠〈公事十二ケ月絵巻〉〘 名詞 〙 陰暦七月七日の行事。乞巧は技工、芸能の上達を願う祭。もと中国の行事であるが、日本でも奈良時代以来、宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、在来の棚機津女(たなば...