精選版 日本国語大辞典 「デジタルデバイド」の意味・読み・例文・類語
デジタル‐デバイド
- 〘 名詞 〙 ( [英語] digital divide ) コンピュータネットワークから得られる情報を、利用・享受できる環境にあるか否かによって生じる、地域間・集団間・個人間などの格差。デジタル情報格差。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
IT(情報技術)を利用できる層とできない層との間で生じる格差のこと。デバイドは「分割する」「分裂する」などの意。デジタル格差。
パソコンやインターネットなどの情報技術を使いこなすことで、情報の入手量や質が格段に向上する。一方、使いこなせない人との間に情報格差を生み、それが機会や待遇の差、最終的には貧富の格差にまでつながるという考え方。個人間の格差のほかに、地域間、国家間での格差を意味する場合もある。具体的には、若者や高所得者などがITを活用することで雇用機会や高収入を得られる可能性が高まる一方で、高齢者や低所得者といったITを利用できない、あるいは利用するチャンスがない層が取り残されていく状態である。地域や国家間の場合は、インフラストラクチャー整備などの遅れから情報技術を活用できないまま立ち後れてしまう状況をさす。
[編集部]
出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報
(斎藤幾郎 ライター / 西田宗千佳 フリージャーナリスト / 2007年)
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
出典 (株)アクティブアンドカンパニー人材マネジメント用語集について 情報
出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本」パソコンで困ったときに開く本について 情報
出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新