出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
… 生体内の酸化還元反応には水素原子の移動を伴う反応(脱水素反応)が多い。そのために多数の脱水素酵素(デヒドロゲナーゼ)が,生体物質の生合成や相互転換,分解など,中間代謝のさまざまの局面で機能している。特に発酵や呼吸のような,物質の酸化に伴って放出されるエネルギーを,生体が利用できる形に変換する重要な代謝過程においては,種々の有機物質からNAD+などの補酵素に水素原子を伝達する反応を触媒する多数の脱水素酵素がはたらいている。…
…AH2+B⇄A+BH2のようにあらわされる脱水素反応を触媒する酸化還元酵素の総称。デヒドロゲナーゼともいう。生物のエネルギー獲得手段として重要な生体酸化還元過程,すなわち呼吸や発酵,脂肪酸の酸化などにおいて,代謝中間体AH2は酸素によって直接酸化されるのではない。…
※「デヒドロゲナーゼ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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