トゥルゲーネフ(その他表記)Ivan Sergeevich Turgenev

旺文社世界史事典 三訂版 「トゥルゲーネフ」の解説

トゥルゲーネフ
Ivan Sergeevich Turgenev

1818〜83
ロシアの小説家
西欧主義者(ザパドニキ)のグループに属し,貴族出身でありながら,農奴制崩壊期のロシア社会の動向をつねに鋭くとらえ,情趣豊かな社会心理小説を作った。『猟人日記』は皇帝農奴解放を決意させたといわれるし,『ルーディン』では貴族インテリゲンツィアへの挽歌 (ばんか) を,『処女地』ではナロードニキ革命家を描いた。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

山川 世界史小辞典 改訂新版 「トゥルゲーネフ」の解説

トゥルゲーネフ
Ivan Sergeevich Turgenev

1818~83

ロシアの作家。『猟人日記』において当時のロシアの農民の姿を,『父と子』『ルージン』などにおいてインテリゲンツィア思想行動を的確に描き,社会的にも大きな影響を与えた。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

改訂新版 世界大百科事典 「トゥルゲーネフ」の意味・わかりやすい解説

トゥルゲーネフ

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android