トゥルゲーネフ(その他表記)Ivan Sergeevich Turgenev

旺文社世界史事典 三訂版 「トゥルゲーネフ」の解説

トゥルゲーネフ
Ivan Sergeevich Turgenev

1818〜83
ロシアの小説家
西欧主義者(ザパドニキ)のグループに属し,貴族出身でありながら,農奴制崩壊期のロシア社会の動向をつねに鋭くとらえ,情趣豊かな社会心理小説を作った。『猟人日記』は皇帝農奴解放を決意させたといわれるし,『ルーディン』では貴族インテリゲンツィアへの挽歌 (ばんか) を,『処女地』ではナロードニキ革命家を描いた。

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「トゥルゲーネフ」の解説

トゥルゲーネフ
Ivan Sergeevich Turgenev

1818~83

ロシアの作家。『猟人日記』において当時のロシアの農民の姿を,『父と子』『ルージン』などにおいてインテリゲンツィア思想行動を的確に描き,社会的にも大きな影響を与えた。

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