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トウヒレン Saussurea

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世界大百科事典 第2版の解説

トウヒレン【Saussurea】

北半球に広く分布するキク科の1属で,約400種からなる。大部分の種は東アジアの山岳地帯に生育し,25種が日本にある。トウヒレンの〈飛廉〉はヒレアザミに用いられた日本の漢字名であるが,トウの由来はよくわかっていない。分類が困難なこともあって,〈ヒゴタイ〉〈アザミ〉などの名が,いくつもの近縁属にわたって混乱して使用されている。 古くはトウヒレンはセイタカトウヒレンS.tanakae Fr.et Sav.を指していた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トウヒレン
とうひれん / 唐飛廉
[学]Saussurea

キク科の二年草または多年草北半球の温帯に約400種あり、わけてもアジアの山岳地に大部分の種が分布する。日本には二十数種知られるが、一般にはアザミ属Cirsiumと外形が似るため、和名にはミヤコアザミ、キクアザミ、シラネアザミのようにアザミの名をもつものが多い。葉や茎の刺(とげ)がアザミのように鋭くなく、花糸が無毛で、花柱分枝が大きく開くなどの点でアザミ属とは、はっきり異なる。葉は羽状に浅裂または深裂するものが多く、ホクチアザミでは下面に白い綿毛を密生する。頭花は小形で、普通は散房状花序に配列する。総包葉は球形、鐘形、筒形で、多数の総包片が瓦(かわら)状に重なる。先端は小突起となるものが多いが、ヒメヒゴタイには花弁様の付属体がある。[小山博滋]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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