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トペリウス トペリウス Topelius, Zacharias

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トペリウス
トペリウス
Topelius, Zacharias

[生]1818.1.14. クドネス
[没]1898.3.12. ヘルシンキ
フィンランドの歴史学者,詩人,小説家,児童文学者。スウェーデン語で著作。 1863年にヘルシンキ大学教授となり,75~78年学長。詩集『ヒースの花』 Ljungblommor (3巻,1845~54) ,歴史小説『軍医物語』 Fältskärns berättelser (4巻,53~67) は,ロシア統治下にあって国民の祖国意識を高揚させた愛国心みなぎる作品で,今日も多くの国民に愛読されている。

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デジタル大辞泉の解説

トペリウス(Sakari Topelius)

[1818~1898]フィンランドの詩人・小説家。ロシア治下における祖国愛をスウェーデン語で書き、フィンランド国民文学の先駆者となった。詩集「荒野の花」、小説「軍医物語」、童話「星のひとみ」など。

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百科事典マイペディアの解説

トペリウス

フィンランドの詩人,小説家。新聞編集者,歴史学教授などを務める。歴史小説《軍医物語》(4巻,1853年―1867年)で知られ,またフィンランド民話の収集再話も愛読される。

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世界大百科事典 第2版の解説

トペリウス【Sakari(Zachris) Topelius】

1818‐98
フィンランドの作家,詩人,歴史学者,童話作家。西部の寒村クードネスに生まれ,医者で民族詩採集者の父や,国民的大詩人ルーネベリの教育を受け,15歳で大学に入り歴史学を学んだ。詩集《荒野の花》3巻(1845‐54),歴史小説《軍医物語》4巻(1853‐67)は,美しい自然描写と祖国愛とが溶け合っていて,ルーネベリの《ストール旗手物語》とともに,ロシア治下のフィンランド国民の祖国愛をかきたて,彼の名を不朽にした。

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大辞林 第三版の解説

トペリウス【Zachris Topelius】

1818~1898) フィンランドの作家・詩人。ロシア治下にある祖国への愛をスウェーデン語で書いた。詩集「荒野の花」、童話集「子どものための読み物」など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トペリウス
とぺりうす
Sakari Topelius
(1818―1898)

フィンランドの作家、歴史学者。西部の寒村クードネスに生まれる。医者・伝承詩採集家の父や、国民的大詩人ルーネベリの教育を受け、15歳で大学生となり、歴史学を学んだ。詩集『ヒースの花』三巻(1845~54)、W・スコット風の歴史小説『軍医物語』四巻(1851~66)は、美しい自然描写と祖国愛とが融合し、ロシア治下のフィンランド国民の祖国愛をかき立て、彼の名を不朽にした。しかし、世界的に名声を博したのは、愛と勇気と善意に満ちた幻想的な童話集『子供のための読物』八巻(1865~96)であった。「一度は愛の支配する神の国となるべきだ」と、高い理念を世に問いながら、子供たちにその実現を期待し、精魂を傾けて約300話の童話を残した。近代童話の父として、北欧ではアンデルセンをしのぐ人気を得ている。スウェーデン政府・同アカデミーより最高の栄誉を受けた。『星のひとみ』ほか他数が邦訳されている。[高橋静男]
『渡部翠訳『ほしのひとみ』(1979・集英社)』

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