コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

トンボソウ Tulotis ussuriensis Hara

2件 の用語解説(トンボソウの意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

トンボソウ【Tulotis ussuriensis Hara】

盛夏のころ,黄緑色の目だたない小花をつけるじみな地生ラン(イラスト)。全草にいい香りがする。根茎および塊根は伸長して横走し,通常の植物の根とあまり異ならない。花茎は20~40cm。普通,葉は基部近くに2枚あり,狭倒卵形で長さ6~15cm,上部の葉は極端に小さくなる。7~8月に,やや密に10~20花をつける。花は黄緑色で,径約4mm。背萼片と花弁はかぶと状,側蕚片は開出する。唇弁は基部に小さな側裂片がある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トンボソウ
とんぼそう / 蜻蛉草
[学]Platanthera ussuriensis Maxim.

ラン科の多年草。塊茎、塊根はあまり肥厚せず、横走する。茎は高さ20~30センチメートル、葉を数枚つける。下部の2枚の葉はやや対生状について大きく、上部の葉は小さくて目だたない。7~8月、径約4ミリメートルの目だたない黄緑色花を約10個開く。唇弁は基部の両側に小さな側裂片があり、5~6ミリメートルの細い距(きょ)がある。温帯の湿地や湿った林縁などに生え、北海道から九州、および朝鮮半島、中国東北部に分布する。名は、花の形がトンボを思わせるのでいう。[井上 健]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

トンボソウの関連キーワード木蔦牛尾菜鈴柴胡多羅葉蔓梅擬柳藻四葉葎古柯笹葉藻サルタナ

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

トンボソウの関連情報