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ドップラーレーダー ドップラーレーダー Doppler radar

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デジタル大辞泉の解説

ドップラー‐レーダー(Doppler radar)

ドップラー効果を利用して移動速度を測定するレーダー。気象では雲や降水粒子の落下速度や大気の動きを観測するのに用いる。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ドップラーレーダー

救急車のサイレン音が近づくと高い音に聞こえ、遠ざかると低い音に聞こえる「ドップラー効果」の原理を使って、降水の強さに加え、雲の中の風の細かい動きをとらえられる。全国八つの空港に設置されている。気象予測用としては千葉県柏市だけにあり、今年度中に仙台、名古屋、新潟の3カ所にも整備される予定。

(2006-11-08 朝日新聞 朝刊 2社会)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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百科事典マイペディアの解説

ドップラーレーダー

雨粒や雲粒の動きの違いから起きるドップラーシフト(周波数の変化)を利用して風の強さを測ることができるレーダー。レーダーでは電波を出して物体からの反射を受信しその物体までの距離を測定するが,気象レーダーは雨粒や雲粒からの反射の強さを調べ量を観測する。
→関連項目レーダー

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大辞林 第三版の解説

ドップラーレーダー【Doppler radar】

電波のドップラー効果を利用し、目標物の移動速度を測定するレーダー。気象観測ではダウンバーストやウインド-シアーの観測に有効で、空港などに設置される。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ドップラーレーダー
どっぷらーれーだー
Doppler radar

ドップラー効果を利用して航空機対地速度と偏流角を検知する航法用レーダー装置。地上の無線局の援助を受けずに航空機自体で常時自分の位置を知る自蔵航法装置の一種で、アンテナ、送受信器、周波数測定器、航法計算器、指示器によって構成されている。ドップラーレーダーを利用する航空機の航法をドップラー航法という。
 機上の送信器から地表に向かって前方と後方にビーム状の電波を発射し、地上から反射してくる電波を受信すると、航空機が前方に動いているため受信電波の周波数はドップラー効果によって送信周波数との間にずれを生ずる。その差は航空機の対地速度に比例するので、受信電波を周波数測定器によって処理し対地速度に換算する。同様の方法により航空機の左右のずれを前方と後方のビーム電波について測定すれば航空機の機首方位と進行方向とのずれ、つまり偏流角を検出することができる。こうして得た対地速度と偏流角にコンパスシステムから得られる機首方位データを組み合わせて、自機の現在位置、目的地までの距離および予定航路からのずれを航法計算器により自動的に計算し、指示器に連続して表示するとともに、自動操縦装置に連結することもできる。ドップラーレーダーは地上からの反射電波を利用しているので、ある程度外的条件に左右される欠点がある。こうしたことから完全に独立したINS(慣性航法装置)が自蔵航法装置の主流となっている。現在ドップラー航法は航空機の運航用には使用されていないが、ドップラーレーダーは気象レーダーとして利用されている。[青木享起・仲村宸一郎]

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