ナショナル・アトラス(英語表記)national atlas

世界大百科事典 第2版の解説

ナショナル・アトラス【national atlas】

一国の自然,社会,経済,文化などを,信頼度の高い調査,統計資料に基づく多数の地図を用いて体系的に表現した地図帳をナショナル・アトラス(国勢地図帳)と呼ぶ。各国のナショナル・アトラスをみると,国の地図作成機関が作成したものが多く,国の統計機関,アカデミー,大学などが作成したものもみられる。その内容は,(1)自然 地理的位置,地形,地質,気候,陸水植生,海洋など,(2)社会 民族,人口,居住形態など,(3)経済 土地利用,産業,交通,財政,所得など,(4)文化 言語,宗教,教育,文化財などに及び,多数の主題図と,その解説で構成されるのが一般である。

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世界大百科事典内のナショナル・アトラスの言及

【地図帳】より

… 地図帳の歴史もまた地図の歴史とともに古く,今日では,多種多様な地図帳が発行されている。国の地図作成機関などが中心となり,多数の主題図などを駆使して,その国の自然,社会,経済,文化などを地図を通して表現した地図帳を国勢地図帳(ナショナル・アトラス)と呼んでいる。現在では世界の70ヵ国以上の国々が国勢地図帳を刊行している。…

※「ナショナル・アトラス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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