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ナバテア王国 ナバテアおうこく

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世界大百科事典 第2版の解説

ナバテアおうこく【ナバテア王国】

前2世紀前半にペトラを首都として,現在のヨルダン西部に成立したナバテアNabatea人(ギリシア語ナバタイオイNabataioiアラム語でナバトゥNabatu)の王国。前63年にはローマに臣従したが独立を保ち,後106年ラベル2世Rabel IIの治世を最後にローマに征服され属州アラビア州に併合された。ナバテア人は北アラビア起源の遊牧アラブ人の一派であったが,王国形成にあたっては,アラム文明(文字,隊商組織)とギリシア系文明(都市生活,ギリシア語)を採用した。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のナバテア王国の言及

【アラビア語】より

…今日少数ながら話されるオマーン国のメフラ語,シュハウラ語,ソコトラ島のソコトラ語も南アラビア語に属する。北アラビア語は,他のセム諸語にくらべると紀元前の古い資料を欠くが,ペトラを首都として現在のシリア南部からヨルダンおよびサウジアラビア北部に勢力を振るったナバテア王国の遺跡から出た前1世紀ころ以後のアラム語の碑文には,書き手の母語であるアラビア語の影響が年を追って著しく,南シリアのナマーラ出土の後328年の碑文はほとんどアラビア語である。一方アラビア半島中北部出土の,南アラビア文字で刻まれた前5~後4世紀の碑文の言語は,しばしば原アラビア語と称せられるが,北アラビア語に属するかどうか疑われている。…

※「ナバテア王国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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