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ナボニドス ナボニドス Nabonidos

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ナボニドス
ナボニドス
Nabonidos

新バビロニア帝国最後の王 (在位前 556~539) 。バビロニア名ナブ=ナイド。月神シンを崇拝したためマルドゥクの神官の圧迫を受けた。シリア遠征中病を得,息子ベルシャザルに治世をゆだねてアラビアにこもった。

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世界大百科事典 第2版の解説

ナボニドス【Nabonidos】

新バビロニア最後の王。在位,前555‐前539年。正確にはナブー・ナイドNabū‐naid。先々王ネリグリシャルの死後に起こった一連の王位継承争いを経て王位に就いた。彼は前585年ネブカドネザル2世メディアリュディア国境紛争を調停した際,同王の大使役を務めた高官であったが,母はハランの月神の女大祭司アダドグピで,もともとアッシリア王族の一員であったと思われるし,父ナブー・バラッスイクビもシリア出身の貴族であった。

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世界大百科事典内のナボニドスの言及

【新バビロニア】より

…この新しいバビロンの偉容は後のギリシアの旅行家や歴史家の驚嘆の的となった。その後アメルマルドゥク(在位,前561‐前560),ネリグリシャル(在位,前559‐前556),ラバシマルドゥク(在位,前556)と6年間に3度も王の交代があった後,王朝最後の王ナボニドスの時代になる。ナボニドスは宗教・経済両面からバビロンを立て直そうと試みるが,結局ペルシア王キュロス2世によって王位を奪われてしまった。…

【バビロニア】より

…この新バビロニア帝国は,王朝創設者ナボポラッサル(前625‐前605)の後を受けたネブカドネザル2世(前604‐前562)の時に全盛期を迎えて繁栄する。その後6年間に3度も王の交代を経験した後,同王朝最後の王ナボニドス(前555‐前539)の時代になる。彼は不振の王国を建て直そうとするが,10年にわたるテイマ滞在や月神重視政策がマルドゥク神官団の反感を買い,彼らによって解放者として迎え入れられた新興アケメネス朝ペルシアの王キュロス2世により王位を奪われてしまった。…

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