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ナラボー平原 ナラボーへいげんNullarbor Plain

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ナラボー平原
ナラボーへいげん
Nullarbor Plain

オーストラリア南部にある広大な平地。サウスオーストラリア州の中央部からグレートオーストラリア湾に沿って,ウェスタンオーストラリア州の南東部まで,東西約 800km,南北約 200~300km,面積約 20万km2にわたって広がる。北部は南緯 30°付近でグレートビクトリア砂漠と接する。古第三紀の多孔質石灰岩が隆起した平坦な台地で,標高は約 60~180m。石灰岩の岩盤としては世界最大。大部分は荒涼たる疎林または露岩地帯。乾燥地帯で河谷形成は見られないが,南部の海岸近くには多くの洞穴が発達している。大陸横断鉄道,道路が東西に走り,沿線に小集落があるほかは無人地帯が広がる。周辺部ではところどころに掘り抜き井戸も見られるが,大部分が塩水のため使用できず,わずかの牧羊が行なわれているにすぎない。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ナラボー平原
ならぼーへいげん
Nullarbor Plain

オーストラリア大陸南岸、グレート・オーストラリア湾に面した平坦(へいたん)な石灰岩台地。東西約700キロメートル、南北約400キロメートル、面積約26万平方キロメートル。平均高度は180メートルで、沿岸の東寄り部分は高さ40~90メートルの崖(がけ)となっている。地下水はあるが地表水はなく、植生は貧弱。世界最長の直線区間(530キロメートル)を含む鉄道および道路が横断している。1841年探検家エアEdward J. Eyre(1815―1901)が横断。名称は「木がない」という意味のラテン語に由来する。[谷内 達]

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