コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ニシキソウ

百科事典マイペディアの解説

ニシキソウ

トウダイグサ科の一年草。本州〜九州,東アジアに分布し,畑などにはえる。茎はよく分枝して地面をはい,切れば乳液が出る。葉は長楕円形で対生。7〜10月,葉腋に赤紫色の杯状花序を出し,小さな雌花雄花をつける。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ニシキソウ
にしきそう / 錦草
[学]Euphorbia humifusa Willd. var. pseudochamaesyce (Fisch.) Murata

トウダイグサ科の一年草。茎は分枝しながら地をはい、長さ10~25センチメートル、細く紅色を帯び、葉の下面とともに白毛を疎生し、切ると白液が出る。葉は短い柄があって対生し、長楕円(ちょうだえん)形または倒卵状長楕円形で長さ0.7~1.5センチメートル、細かい鋸歯(きょし)があり、斑紋(はんもん)はない。托葉(たくよう)は小さい。7~8月、葉腋(ようえき)に杯状花序を数個ずつつける。腺体(せんたい)は横長の広楕円形で、花弁状の付属体がある。(さくか)は三稜(さんりょう)形で径約1.3ミリメートル、滑らかで毛はない。畑地や道端に生える雑草で、本州から沖縄、および朝鮮半島、中国、東シベリアに分布する。名は、茎の紅色と葉の緑色の対比が美しいことによる。近縁種にオオニシキソウ、コニシキソウなどがあるが、コニシキソウは果に毛があり、葉に斑紋があるので区別できる。[小林純子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のニシキソウの言及

【コニシキソウ(小錦草)】より

…止血などに使用されることがある。在来の畑地雑草であるニシキソウE.pseudochamaesyce Fisch.Mey.et Lallem.は葉に斑がなく,茎や果実に毛がなく,立ち上がる傾向があることによって区別される。本州,四国,九州に分布する。…

※「ニシキソウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

ニシキソウの関連キーワードハマタイゲキ(浜大戟)灯台草科・燈台草科ニシキソウ(錦草)トウダイグサ科コニシキソウ陽生植物灯台草五色木雑草赤草乳草錦草

今日のキーワード

だまし面接

企業が面談や懇談会と称して就職活動中の学生を呼び出し、実質的には学生を選考する偽装面接のこと。2016年卒業の大学生に対する選考活動の開始時期を、従来の4月1日から8月1日以降へと後ろ倒しする主旨の「...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android