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ヌー ヌーNu

翻訳|Nu

7件 の用語解説(ヌーの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヌー
Nu

古代エジプトの神。混沌を意味する原初の大洋で,創造に先立ち,すべてのものの根源を胚胎していた。太陽神レーはヌーから生れた。いくつかの文書は彼を「神々の父」と呼んでいるが,彼の行なった創造は知的なものにとどまった。しばしば水端に半身を沈め,腕を差上げて彼から生れた神々を支える人間の姿で表現される。しかし,彼の寺院や崇拝者はなかった。

ヌー
Connochaetes; gnu

偶蹄目ウシ科ヌー属のアンテロープの総称で,オグロヌー C. taurinusとオジロヌー C. gnouの2種から成る。オグロヌーは,体長 2m,体高 1.3m内外。体は灰色,顔面は黒色で,鼻孔が幅広い。尾も黒い。草類が主食で,東アフリカの草原に群れをつくって分布している。オジロヌーは,前種よりやや小型で,尾が白い。南アフリカ中央部に多数生息していたが,近年は保護区にわずかに残っているだけで,ほとんど絶滅に近い状態である。

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デジタル大辞泉の解説

ヌー(gnu)

ウシ科の哺乳類。大形のレイヨウで、体毛は灰色または黒褐色たてがみや尾は長く房状をなし、黒色。角は雌雄ともにあり、大きい。アフリカ東部および南部の草原に群れをつくって暮らす。オグロヌー。うしかもしか。

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百科事典マイペディアの解説

ヌー

ワイルドビースト,ウィルドビースト,ツノウマとも。偶蹄(ぐうてい)目ウシ科ヌー属の哺乳(ほにゅう)類2種の総称。レイヨウの一種。雌雄とも角をもつ。オジロヌー(オジロウィルドビースト)は体長2.3m,尾60cm,肩高1.2mほど。
→関連項目レイヨウ(羚羊)

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世界大百科事典 第2版の解説

ヌー【gnu】

東アフリカから南アフリカのサバンナにすむ大型のアンテロープ。別名ウシカモシカ,ワイルドビースト,ウィルドビースト(英名wildebeest)(イラスト)。偶蹄目ウシ科の哺乳類。前半身と頭部ががっしりとしていて大きく,ウシを思わせるのに対して後半身が細くふつりあいに貧弱に見える特異な姿をしている。雌雄ともにウシに似た角をもち,四肢は細い。首から肩にかけて長い黒色のたてがみがある。体色は茶褐色。尾の毛は黒く長い。

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大辞林 第三版の解説

ヌー【gnu】

偶蹄目ウシ科の哺乳類。大型のレイヨウ。肩高約1.4メートル。体形や角の形が牛に似るが、頸部けいぶのたてがみや尾は馬に似る。あごひげがあり、全身灰色で肩は縞模様。尾は黒い。草食性で、草原に群棲ぐんせいする。アフリカ大陸南部・東部に分布。ウシカモシカ。ウィルドビースト。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヌー
ぬー
gnu
[学]Connochaetes taurinus

哺乳(ほにゅう)綱偶蹄(ぐうてい)目ウシ科の動物。アンテロープの1種で、ウシカモシカ、オグロヌー、ウィルドビーストともいう。アフリカ東部から南部に分布し、開けたサバンナに生息する。肩高1.3~1.4メートル、体重150~270キログラム。角は雌雄にあり、長さ65センチメートルほどである。体は灰色で、たてがみや尾は黒色。通常20~50頭ほどの群れをつくり、朝夕にイネ科の若葉や芽を好んで食べる。乾期には数万頭の大群をなし、1日に50キロメートル、目的地まで1600キロメートルを超す大移動を行う。移動の途中で雄をリーダーとする繁殖期の群れがつくられる。妊娠期間は8~9か月で、若草の多い雨期に普通1子が生まれる。寿命は約20年。アフリカ南部には近縁種のオジロヌーC. gnouが分布する。本種は肩高1.15メートル、体重130キログラムと小形で、胸に長毛があり、尾が長くて白い。かつては多数が生息したが、乱獲により絶滅寸前となった。しかし、現在では保護され、2000頭以上にまで回復している。[今泉忠明]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のヌーの言及

【レイヨウ(羚羊)】より

…体は黄褐色,栗色,灰色などあり,白斑は左右の目の間にときどきみられる。すべてアフリカ産で,300~1000頭にもなる群れをつくるハーテビーストAlcelaphus buselaphus,独特の長い顔と短く太い角をもつコンジハーテビーストA.lichtensteini,アリ塚などに登って敵を見張る習性をもつトピDamaliscus lunatus,大群で季節的移動をするヌーConnochaetes taurinusなどの3属7種がある。(3)オリックス亜科Oryginae 大型で雌雄とも長い槍状,サーベル状,あるいは栓抜き状の角をもち,顔に腺はなく,尾は長く先に房毛がある。…

【レイヨウ(羚羊)】より

…体は黄褐色,栗色,灰色などあり,白斑は左右の目の間にときどきみられる。すべてアフリカ産で,300~1000頭にもなる群れをつくるハーテビーストAlcelaphus buselaphus,独特の長い顔と短く太い角をもつコンジハーテビーストA.lichtensteini,アリ塚などに登って敵を見張る習性をもつトピDamaliscus lunatus,大群で季節的移動をするヌーConnochaetes taurinusなどの3属7種がある。(3)オリックス亜科Oryginae 大型で雌雄とも長い槍状,サーベル状,あるいは栓抜き状の角をもち,顔に腺はなく,尾は長く先に房毛がある。…

※「ヌー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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