ネビキグサ

百科事典マイペディアの解説

ネビキグサ

アンペライとも。マレーシアを中心に熱帯各地に自生するカヤツリグサ科の多年草。沼沢地に生じ,中国南部では水田に栽培する。日本では東海地方から沖縄にはえる。茎は長さ2mに達するが,葉は退化して鱗片状となり,茎の基部を包む。茎は編んでむしろにしたり,砂糖などの包装袋を造る。
→関連項目繊維作物

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ネビキグサ
ねびきぐさ / 根引草
[学]Machaerina rubiginosa (Spreng.) T. Koyama

カヤツリグサ科の多年草。アンペライともいうが、莚(むしろ)を編むのに用いるアンペラとは関係がない。太い根茎がある。茎は円柱形で高さ0.3~1メートル。葉は根生し、断面は円形または楕円(だえん)形。夏から秋、茎の上部に数個の花序をつくり、茶褐色の小穂をつける。日当りのよい湿地に生え、関東地方以西の本州から沖縄、インドネシア、オーストラリア、インドに分布する。[木下栄一郎]

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世界大百科事典内のネビキグサの言及

【ヒトモトススキ】より

…基本変種は両半球の熱帯に広く分布する。 ネビキグサMachaerina rubiginosa (Spreng.) T.Koyamaは本種にやや近縁の1種で,ネビキグサ属に入る。本州中部の太平洋岸からスリランカ,インドネシア地方に分布し,円柱形の葉がアンペラソウに似ているので,アンペライ(イラスト)の別名があるが,まぎらわしい。…

※「ネビキグサ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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