ネーブル

精選版 日本国語大辞典 「ネーブル」の意味・読み・例文・類語

ネーブル

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] navel orange から )[ 異表記 ] ネープル ミカン科の常緑低木。ブラジル原産。アメリカ、ブラジルとともに日本でも栽植される。果実は球形または卵円形で頂に「へそ」のあるのが特徴。果皮は黄橙色で薄く、なめらか。果肉は芳香があり液汁多く甘酸っぱい。生食ジュースにされる。へそかん。へそみかん。ネーブルオレンジ。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「蜜柑やネープル」(出典:牛部屋の臭ひ(1916)〈正宗白鳥〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「ネーブル」の意味・わかりやすい解説

ネーブル

オレンジの一種。果皮は濃いだいだい黄色でむきにくく,芳香がある。果汁が多く,酸味があるが甘い。果頂に小果嚢が入った臍(へそ)(ネーブル)があるのでこの名がある。米国カリフォルニア主産地ワシントンネーブルが代表品種。
→関連項目オレンジ

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む