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ハッカソン hackathon

デジタル大辞泉の解説

ハッカソン(hackathon)

《hack(ハック)+marathon(マラソン)からの造語》ソフトウエア開発者が、一定期間集中的にプログラムの開発やサービスの考案などの共同作業を行い、その技能やアイデアを競う催し。期間はふつう数時間から数日程度。企業内で研修の一環として行われるほか、大手企業が広く外部から参加者を集めて自社の製品やサービスに役立つアイデアを競わせたり、ベンチャーキャピタルによる出資対象の選定に利用されたりする。ハックデイハックフェストコードフェスト。→アイデアソン

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ハッカソン

IT技術者が一定時間缶詰めになって、ソフトウエア開発などのアイデアを競い合う催し。米シリコンバレーで盛んで、企業や自治体も開く。趣味で参加する人も多い。米メディアによると、フェイスブックの「いいね」ボタンはハッカソンを通じて生まれたという。

(2013-06-04 朝日新聞 朝刊 1経済)

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハッカソン
はっかそん
Hackathon

複数のIT技術者やシステム開発者などが会場にこもってプログラムを書き続け、プログラム開発のアイデアや力量を競うイベント。通常は1日から1週間程度の期間で開催される。プログラムの改良を意味するハックhackやハッキングhackingと、マラソンmarathonを組み合わせた造語である。アメリカのソフトウェア開発会社やコンピュータ関連メーカーなどで1999年から使われるようになった名称で、シリコンバレーでは、2000年以降に企業や自治体の主催によってハッカソンが盛んに開催されている。社内では得られない発想を求めることができ、同時に有能な人材や革新的な企業との出会いの場としても活用されている。フェイスブックの「いいね!」をはじめ、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の中心的な機能である「チャット」や「タイムライン」などは、ハッカソンからアイデアが生まれたものとして知られている。
 2013年(平成25)1月にはインターネットを利用した個人向け情報管理サービスを提供するエバーノート社がトヨタ自動車の「未来の車に必要なシステム」を主題として日本で初めてハッカソンを開催した。既存技術とIT技術を組み合わせた開発を進める手法の一つとして定着しつつある。[編集部]

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