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ハナトラノオ

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百科事典マイペディアの解説

ハナトラノオ

カクトラノオとも。北米原産のシソ科の多年草。切花用が主で,花壇にも植栽。高さ60〜100cmになり,茎は四角で節がある。縁に鋸歯(きょし)のある披針形の葉を十字対生する。

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世界大百科事典 第2版の解説

ハナトラノオ【Virginia false dragonhead】

シソ科の多年草。北アメリカ原産で,日本へは大正年間(1912‐26)に渡来したが急速に普及し,ときに野生状態になっている所もある。別名カクトラノオといい,桃色や白色花の品種もある。根茎をはわせながら繁殖し,四稜形の茎を直立させ7~9月ごろ茎上に,藤桃色唇形花を総状花序をなして密につづる。ときに円錐状に分枝することもある。葉は鋸歯縁の披針形。花色にかなり濃淡がある。耐寒性であるが,冬期は茎葉は枯れ,宿根する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハナトラノオ
はなとらのお / 花虎尾
[学]Physostegia virginiana Benth.

シソ科の多年草。茎の断面が四角形であることからカクトラノオ(角虎尾)ともいい、属名のフィソステギアでよぶこともある。茎は直立し、高さ0.6~1.2メートル。葉は対生し、披針(ひしん)形で鋸歯(きょし)がある。7~8月、茎頂に小さな唇状の管状花を数十個、穂状につける。花色は普通は淡紅色であるが、白色の品種もある。北アメリカ原産。切り花、花壇用として観賞する。繁殖は株分けにより、春、秋の彼岸(ひがん)ころ、地下茎を1本ずつ株分けする。実生(みしょう)も可能である。寒さに強いじょうぶな宿根草であるが、夏の極端な乾燥には弱い。また連作すると地下茎が長く伸び、花つきが悪くなるので、毎年植え替えをするとよい。[神田敬二]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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