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ハモグリバエ ハモグリバエ Agromyzidae

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハモグリバエ
ハモグリバエ
Agromyzidae

双翅目ハモグリバエ科に属する昆虫の総称。体長 1.5~4mm。体は光沢ある黒,灰黒ないし灰黄色で,翅は透明または斑紋がある。雌雄とも複眼は離眼的で,額眼縁剛毛は3対またはそれ以上ある。

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百科事典マイペディアの解説

ハモグリバエ

ハムグリバエとも。双翅(そうし)目ハモグリバエ科に属する昆虫の総称。種類が多い。一般に小型で,体色は黒か茶色。幼虫は草や広葉樹の葉にもぐって葉肉を食べ,その食痕(しょくこん)は種類によって一定している。
→関連項目ハエ(蠅)

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハモグリバエ
はもぐりばえ / 葉潜蠅
leaf miner flies

昆虫綱双翅(そうし)目短角亜目ハエ群の1科Agromyzidaeの総称。この科はハムグリバエまたは単にモグリバエとよばれ、小形で帯黄色または帯黒色。頭部前額は幅広く、雌雄とも離眼的。眼縁剛毛は3対またはそれ以上存在する。後頭頂剛毛は互いに交差しない。顔面は多少くぼみ、口縁剛毛は顕著である。触角は短く、第3節は楕円(だえん)形で、触角刺毛は微毛を有するものが多い。胸部の剛毛は発達する。はねは透明で光沢が強く、前縁脈は亜前縁脈との接点に切れ目がある。径中横脈はつねに、はねの中央よりも内方にあり、種によっては著しく内方に存在するが、中肘(ちゅうちゅう)横脈は属によっては欠いている。臀室(でんしつ)は甚だ短小。幼虫は無頭のウジで、葉の組織を食害しながら線状の孔道を描き、または数頭のウジが口部を並べて共通の孔道を掘る。寄生する植物の種類と、孔道の形状とはハモグリバエの種類に固有であるため、分類学上の特徴として役立つ。蛹化(ようか)は孔道内でするもののほか、土中でするものがある。
 この科の幼虫は作物の葉に潜るものが多く、農業上の害虫が多く含まれる。代表種はイネを加害するイネハモグリバエで、ほかに次にあげる種がある。
 ヤノハモグリバエbarley leaf miner/Agromyza yanonisは、ムギを加害する黒色の種類。ナモグリバエgarden pea leaf miner/Phytomyza horticolaは、エンドウ、十字花野菜などを広く加害する灰色の種類。キツネノボタンハモグリバエPhytomyza ranunculiは、キツネノボタン、ウマノアシガタ、タガラシなどの葉に潜り、1年に数世代を繰り返し、現れる季節によって成虫の色彩が異なる。ネギハモグリバエstone leek leaf miner/Liriomyza chinensisは、ネギを加害する。ダイズハモグリバエsoybean dipterous leaf miner/Japanagromyza tristellaは、ダイズの葉に袋状の潜孔をつくる。シュンランクキモグリバエorchid stem miner/Melanagromyza tokunagaiは、シュンラン、エビネなどのランの若い茎を加害する黒色の種類である。[伊藤修四郎]

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