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ハーネマン Hahnemann, (Christian Friedrich) Samuel

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハーネマン
Hahnemann, (Christian Friedrich) Samuel

[生]1755.4.10. マイセン
[没]1843.7.2. パリ
ドイツの医師。ホメオパシーの創始者。ライプチヒとウィーンで医学を学び,1789年にライプチヒで開業した。 W.カレンの医書『薬物学Materia Medicaをドイツ語に翻訳しているとき,キニーネを健康人に与えると,キニーネ投与を必要としている病人が示す症状と同一と思われる症状が現れる事実に気づき,少量の薬物投与で病気と同様の症状を引起す療法,つまりホメオパシー療法の発想にいたった (1796) 。アンハルト・ケーテン大公の招きを受けてケーテンに移住し,のちにパリに転住し同地で診療を続け,88歳で死亡。主著『薬物学』 Reine Arzneimittellehre (6巻,1811) はホメオパシーの基礎文献。

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百科事典マイペディアの解説

ハーネマン

ドイツの医学者。エルランゲン大学を卒業。デッサウをはじめ各地で診療に従事する。マラリアキニーネがきくのは,キニーネがマラリア類似の症状をひき起こすからであると考え,類似療法を提唱した。

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世界大百科事典 第2版の解説

ハーネマン【Samuel Friedrich Christian Hahnemann】

1755‐1843
ドイツの医師。マイセンで生まれ,ライプチヒ,ウィーンで医学を修め,1779年エルランゲン大学で学位を得た。ライプチヒを中心に各地で医師を開業,薬理学や化学の研究に興味をもち〈類似療法Homöopathie〉(ホメオパチー,同種治療法ともいう)を創始した。ある薬剤を健康人に与えると,なんらかの症状を発現する。これを確かめておき,同じような症状を示す病気に対してこの薬剤を微量服用させる。〈似たるものをもって,似たるものを治す〉という考え方で,単純薬剤を使用した。

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