デジタル大辞泉
「バッカス」の意味・読み・例文・類語
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バッカス(John Backus)
ばっかす
John Backus
(1924―2007)
アメリカのコンピュータ技術者。フィラデルフィア生まれ。1954~1955年アメリカのIBM社で同僚のジラーIrving Zillerらとともに、本格的な技術計算用コンピュータIBM704用の汎用(はんよう)プログラム言語FORTRAN(フォートラン)(Formula Translating System)を開発した。ついでアメリカ、ドイツの学会が協力して進めたALGOL(アルゴル)(Algorithmic Language)の開発で主要な役割を果たした。バッカスとデンマークのコンピュータ科学者のナウアPeter Naur(1928―2016)が編み出したバッカス‐ナウア記法(Backus Naur Form略してBNF)を採用したALGOL60は、その後のプログラム言語の研究に大きな影響を与えている。
[荒川 泓]
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バッカス
Backus, Isaac
[生]1724.1.9. コネティカット,ノーウィッチ
[没]1806.11.20. マサチューセッツ,ミドルバラ
アメリカのバプテスト教会指導者,歴史家。 1746年会衆派教会から分離しバプテストとなった。 48~56年「ニューライト派」バプテスト牧師として働き,56年マサチューセッツのミドルバラにバプテスト教会を創立し死ぬまで運営にあたった。アメリカ独立革命に際しては,急進的な理論家として活動し,信教の自由を主唱。主著『ニューイングランドの歴史,特にバプテストと呼ばれるキリスト教宗派について』A History of New England,with Particular Reference to the Denomination of Christians Called Baptists (3巻,1777~96) 。
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バッカス
イタリア、バロックの画家カラバッジォの絵画(1595頃)。原題《Bacco》。ワイングラスを手にした酒神バッカスが物憂げな眼差しを向けている姿を描いたもの。フィレンツェ、ウフィツィ美術館所蔵。
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バッカス
Bakkhus
ローマ神話の酒・亨楽 (きようらく) ・音楽の神
ゼウスとセメレの子。ギリシア神話ではディオニソスにあたる。
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世界大百科事典(旧版)内のバッカスの言及
【ディオニュソス】より
…彼にはまた小アジアのリュディア語に由来するバッコスBakchosの別名があり,ローマ神話ではこちらを採ってバックスBacchusと呼ぶ。バッカスはその英語読み。 神話では,彼はゼウスとテーバイ王カドモスの娘セメレSemelēの子とされ,人間の女を母とする彼がオリュンポスの神々の列に加わるまでの経緯が次のように語られる。…
※「バッカス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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