バックパッキング(英語表記)backpacking

翻訳|backpacking

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バックパッキング
backpacking

バックパックを背負った徒歩旅行。バックパックとは衣服,食料,キャンプ用具などを背負えるように荷造りをすること,あるいはアルミニウムなど軽合金のフレームに袋を取り付けたリュックサックそのものをさす。バックパックで旅行をする人をバックパッカーと呼ぶ。もとは車や手軽なハイキングでは難しい未開の大自然を旅行するための手段であり,見合った体力,キャンプや野外活動の技術,地勢や気象などの専門的な知識が要求された。1960年代になると,自然回帰の気運のなかでヒッピーを中心に盛んになり,レクリエーションの意味合いが強くなった。やがて大自然に限定することなく,放浪も含めた格安で自由な旅のスタイルとして,特に若者の間で歓迎されるようになった。

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知恵蔵の解説

バックパッキング

リュックサックやフレームザックを背負って旅すること。1960年代の米国で、ベトナム戦争や環境破壊などへの憂いから、自然への回帰を志して生まれた旅の形式だった。特に、こうした精神性を重んじて旅する人をバックパッカーと呼んだ。近年では、リュックサックを背負って自然の中を旅することを、広くバックパッキングと呼んでいる。

(松倉一夫 アウトドアライター / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

バックパッキング【backpacking】

食糧や装備を背負って山野を旅すること。バックパックとは背中に背負えるように収納したものの総称。1965年ころからアメリカを中心にバックパッカーという表現で,軽登山からワンダーフォーゲル的な旅行までを含めて発達した。その基本には,H.D.ソローの《ウォールデン》や,自然保護運動家ミュアーJohn Muir(1838‐1914)の思想を受けつぎながら,自然を愛し,自然の中で生活することによって人間本来の営みや楽しみを見いだしつつ,自然保護やボランティア活動に協力していこうとする考え方がある。

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大辞林 第三版の解説

バックパッキング【backpacking】

〔バックパックは軽合金フレームで作った背負しよい子にリュックサックを取り付けたもの〕
バックパックを背負って旅行すること。食糧や寝袋を背負って山野を旅行すること。

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