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バドミントン バドミントン Badminton

翻訳|Badminton

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バドミントン
バドミントン
Badminton

イギリスイングランド南西部,サウスグロスターシャー東部の村。別称グレートバドミントン Great Badminton。ブリストル東北東約 25kmにある。イングランドの大地主ボーフォート公爵の館バドミントン邸がある。

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バドミントン
バドミントン
badminton

コート中央に張られたネットを境に,ラケットシャトルコックを打ち合う球技。 1873年イギリスの将校がインドで古くから行なわれていた競技をその地名であるプーナという名で本国に紹介したのち,バドミントンで規則を確立したことから,地名が競技名になったといわれる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵2015の解説

バドミントン

ネット越しにラケットで、羽毛を半球状のコルクに植え込んだシャトルコックを打ち合い、得点を競う球技。コートの大きさは6.1m×13.4mで、ネットの高さは1.55m。ゲームは男子のシングルスダブルス、女子のシングルスとダブルス、それに混合ダブルスの5種類があり、これらの組み合わせで団体戦も行われる。得点方法は、2006年春から国際大会ではサービス権に関係なくポイントが入るラリーポイント制が採用された。男女の単複ともに1ゲーム21ポイント(デュースの場合最大30ポイント)で、2ゲーム先取の3セットマッチとなる。サービスを打つ際、打点が腕を真っすぐ下した時の肘の位置より下、ラケットヘッドが手首より下でなければならない。

(中西康己 筑波大学人間総合科学系 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

バドミントン(badminton)

球技の一。コート中央の高いネットを挟み、小型のラケットでシャトルコック(羽球)を打ち合って得点を競う競技。インドのプーナ(現プーネ)地方のゲームが英国に伝わり、世界中に普及。

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百科事典マイペディアの解説

バドミントン

中央にネットを張ったコート内に競技者が相対し,シャトルコック(羽根のついた球)をバウンドさせることなくラケットで打ち合う競技。ネットの上縁の高さは中央で1.524m,支柱のところで1.55m。
→関連項目インディアカ

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とっさの日本語便利帳の解説

バドミントン

バドミントン(Badminton)▼英グロースターシャーにあるボーフォート公の所領と邸館(バドミントン・ハウス)の名称。一八七〇年代、雨天時の遊びとして、この邸館の子供部屋でラケットと羽根の形に似たシャトルコックを用いた室内ゲーム「バドミントン」が考案され、その後、世界的な人気を持つ競技となる(競技そのものは、英国人がインドからとり入れたという説もある)。

出典|(株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」
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世界大百科事典 第2版の解説

バドミントン【badminton】

ラケットを使って,シャトルコック(シャトルともいう)と呼ばれる羽根をネットで二分したコートで打ち合うスポーツ。シングルスまたはダブルスでプレーする。シャトルは最強打のスマッシュで打ち出された場合時速310kmに達し,力を失うと時速ゼロとなる。この急激なシャトルのスピードの変化にいかに即応するかがバドミントンのおもしろさであり,むずかしさである。
[歴史]
 1873年ごろ,イギリスのグロスターシャーのボーフォート公爵の所領バドミントンで確立したといわれ,93年にバドミントン協会が結成された。

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大辞林 第三版の解説

バドミントン【badminton】

〔バトミントンとも〕
球技の一。ネットをはさんで、ラケットで羽毛球(シャトルコック)を打ち合うもの。イギリスのグロスター州バドミントンでゲームの原型が作られたことからの称。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バドミントン
ばどみんとん
badminton

重さ約90グラムのラケットを使って、重さ約5グラムのシャトル(羽根)をネット越しに打ち合うスポーツ。そのシャトルの特性から、レクリエーション的に行うと老若男女が一緒に楽しめる身近なスポーツとなる。しかし、競技選手が行うと、選手の動きやシャトルのスピード、また、そのハードな運動量から、過酷なスポーツとなる。[今井茂満]

歴史

バドミントン競技の起源は、イギリスに古くから伝わるバトルドー・アンド・シャトルコックBattledore and Shuttlecockという羽根突き遊びである。もともとは木の実に鳥の羽根を刺したものを木の板で打ち合う遊びであったが、少しずつ進化して、ラケットは動物の皮をラケット・フェースに張ったものが使われるようになり、シャトルコックはコルクに鳥の羽根を取りつけたものになった。
 19世紀の中ごろには、この遊びがイギリスのバドミントン村にあるボーフォート公爵家の邸宅(バドミントン・ハウスとよばれていた)の大広間で盛んに行われるようになっていた。最初は一人で、または二人での打ち合いを楽しんでいたが、しだいに勝ち負けを争うものになっていき、さまざまなルールが決められるようになった。やがて各地で行われるようになり、ルールも工夫されていった。当初、この競技には確たる名前がなかったが、バドミントン・ハウスでのバトルドー・アンド・シャトルコック遊びが始まりであったことから、1870年代にバドミントンという名称が定着したと考えられている。
 その後1880年代にかけて、乱立するローカル・ルールを統一する動きが生まれ、1893年、イギリスのサウスシー・クラブのドルビーDolby大佐によって最初のバドミントン協会が誕生し、統一ルールが制定された。
 1899年にはロンドンで第1回全英選手権が開催され、男子・女子のダブルスと混合ダブルスの3種目が行われた。翌1900年からは、男子・女子のシングルスが加えられて5種目となり、現在に至っている。
 その後、バドミントン競技は世界中に広がっていった。1934年にはイングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランド、デンマーク、フランス、オランダ、カナダ、ニュージーランドの9か国・地域で国際バドミントン連盟(IBF=International Badminton Federation)が設立された。その後2006年に世界バドミントン連盟(BWF=Badminton World Federation)に名称変更した。
 BWFが主催しているおもな世界選手権には、団体戦として、男子の国別対抗戦であるトマスカップ(1948~ )、女子の国別対抗戦であるユーバーカップ(1956~ )、男女混合の国別対抗戦であるスディルマンカップ(1989~ )の三つがある。また、個人戦として、世界個人選手権(1977~ )がある。オリンピックでは1992年のバルセロナ大会から正式競技となっている。
 バドミントン競技が日本に伝えられたのは、1921年(大正10)ころのことと考えられている。横浜YMCAの名誉主事・スネードが米国へ休暇で帰省し、その際にアメリカYMCAより寄贈されたバドミントン用具を、横浜YMCAの体育主事・広田兼敏に渡した。広田は欧米人運営のスポーツクラブを訪ね、バドミントンの手ほどきを受けたといわれる。1933年(昭和8)に横浜YMCAは体育活動にバドミントンを取り入れ、翌1934年には日本で最初の市民大会が横浜の屋外コートで開催された。
 1946年(昭和21)に日本バドミントン協会が設立され、1952年に国際バドミントン連盟(IBF)に加盟。1954年には男子チームが第3回トマス杯大会アジア地区予選に出場、世界の檜(ひのき)舞台に立った。その後、多くの日本人選手が国際大会へ参加するようになり、1966年には秋山真男が全英選手権の男子シングルスで準優勝、同年に女子チームがユーバー杯大会において初出場で優勝した。女子チームはその後も4回の優勝を果たした。
 現在、日本選手の世界ランキングについては、2012年(平成24)3月時点で10位以内に、男子では2名および2ペアが、女子では3ペア、混合ダブルスでは1ペアが入っている。オリンピックでのメダル獲得は達成していない。
 世界的な勢力図としては、東アジア優勢の状態が恒常的に続いている。とくに中国は圧倒的な実力で突出しており、追随する国として、インドネシア、韓国、マレーシアがあげられる。ヨーロッパ勢の劣勢は近年続いているが、その中で唯一健闘しているのがデンマークである。アジア、ヨーロッパに対してその他の大陸の実力差は顕著で、それらの国々への普及・強化はBWFの課題となっている。[蘭 和真]

設備と用具

競技場については、シャトルが風の影響を受けやすいことから、大会に使用する会場は屋内で、競技中は風を遮断しなければならないと規定されている。また、天井の高さはコート面より12メートル以上で、競技区域はコートの外側四周にそれぞれ2メートル以上の余裕がなければならない。コートの広さは、ダブルスで、13.40メートル×6.10メートル、シングルスで、13.40メートル×5.18メートルである。コート面からのネットの高さは、中央で1.524メートル、ダブルスのサイドライン上では1.55メートルである。シャトルは天然素材の羽根とプラスチックなどの合成素材の両者を組み合わせるか、いずれか一方からつくることができる。ただし、どの素材でつくられたものでも、コルクの台を薄い皮で覆ったものに天然の羽根をつけたシャトルと同様の飛行の特性がなくてはならない。天然の羽根をつけたシャトルの羽根の枚数は16枚と決められている。ガチョウの羽根でつくられているものが一般的であるが、アヒルの羽根も使われる。ラケットは、フレームの全長で680ミリメートル以内、幅は230ミリメートル以内とされている。重さについては規定はないが、一般的に使われているものは90グラム程度の重さである。近年、ラケットの素材には一般的にカーボンやチタンが使われている。ストリングス(張り糸)は、以前は羊の腸からつくられたナチュラル・ガットとよばれるものもあったが、現在ではナイロン等の人工素材でつくられたものがほとんどである。また、ストリングスの直径は0.70ミリメートル以下のものが主流となっており、細くなればなるほど反発力は高まるが、切れやすくなるのが普通である。[今井茂満]

競技方法

バドミントン競技の種目には男子シングルス、男子ダブルス、女子シングルス、女子ダブルス、混合ダブルスの5種目がある。試合はサービスで開始されるが、サービスは打点がウエストよりも下になるように打たなくてはならない。したがって、サービング・サイドがラリーを始める際には不利となる。
 試合ではラリーに勝ったサイドが1点を得る。すなわち、相手サイドがフォルト(反則)をするか、または、シャトルが相手コート内に落ちてインプレー(試合続行中)でなくなった場合である。そして、21点先取したサイドがそのゲームの勝者となる。ただし、20点オール(同点)になった場合は、その後2点リードしたサイドがそのゲームの勝者となる。しかし、決着がつかないままスコアが29点オールになった場合には、30点目を得点したサイドがそのゲームでの勝者となる。そして、3ゲームのうち2ゲームを先取したサイドが試合の勝者となる。試合中の休憩については、一方のサイドのスコアが11点になったときに60秒を超えないインターバル(中休み)が認められている。また、第1ゲームと第2ゲームの間、第2ゲームと第3ゲームの間に120秒を超えないインターバルが認められている。
 バドミントン競技では、シャトルがネットに当たっても、相手コートの正しいエリアに入れば、サービスでもその後のラリーでもフォルトにはならない。また、ダブルスでは、二人が交互にシャトルを打たなければならないというルールはない。[今井茂満]

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