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バレンシアガ Balenciaga, Cristóbal

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バレンシアガ
Balenciaga, Cristóbal

[生]1895.1.21. ゲタリア
[没]1972.3.24. バレンシア
スペイン生れの服飾デザイナー。父亡き後,家計を助けるため 10歳から本格的に服飾を学ぶ。 20歳のときサン・セバスチャンに最初の店を出して以来 15年にわたりスペインのファッション界をリードする。スペイン戦争の混乱を避け,1937年パリに移って世界的成功を収めた。作品は,生国の画家 D.ベラスケスを思わせる重厚な雰囲気と,構築的なシルエットを特徴とし,ドレスやスーツが得意。 40~50年代には C.ディオール,J.ファトと並びモード界の第一人者と目された。パリで約 30年間コレクションを発表し活動したが,68年に店を閉め引退した。

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百科事典マイペディアの解説

バレンシアガ

スペイン生れの服飾デザイナー。裁縫師としての修業後1916年に自分の店を開き,1936年パリに移る。1950年―1960年代,すぐれた裁断技術で独創的な作品をつくったパリ・モード界の巨匠の一人。
→関連項目ウンガロ

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世界大百科事典 第2版の解説

バレンシアガ【Cristobal Balenciaga】

1895‐1972
パリのファッション・デザイナー。スペイン生れで,マドリードバルセロナに店をもっていたが,1936年にスペイン内乱が始まるとパリに出て,37年に店を開いた。第2次世界大戦後は,パリ・ファッション界の人気をディオールと二分した。彼のデザインは,男子服の修業をしているため,むだなディテールがなく厳格で端正な古典的フォルムをもっている。黒を好み,白と黒を対比させたそのデザインは,しばしばドラマティックと呼ばれている。

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大辞林 第三版の解説

バレンシアガ【Cristóbal Balenciaga】

1895~1972) スペインの服飾デザイナー。スペイン内乱後はパリで活躍。流行にとらわれない独特で気品ある作品を発表。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バレンシアガ
ばれんしあが
Christobal Balenciaga
(1895―1972)

スペイン生まれの服飾デザイナー。ポワレ、シャネルと並び称せられる、20世紀を代表するクリエーターの一人。バルセロナなどに「エイザ」EiSaという名の店をもち名声を得たが、1937年のスペイン内乱でパリに逃れた。ジョルジュ・サンク通りに開いた店は、大成功を収め、以後、スペイン的大胆さにパリの優雅さが融け込んだ格調高い作風によって、「オートクチュールの巨匠」として世界のモード界に君臨した。50年代に発表した革新的なテント・ドレス、カクーン・コートなど、完璧(かんぺき)な技術に支えられた簡潔なフォルムは、今日も多くのデザイナーに影響を及ぼしている。68年春夏のコレクションを最後に引退した。[深井晃子]

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