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パッションフルーツ

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

パッションフルーツ

名は情熱のパッションではなく、キリストのパッション(受難)に由来する。花が十字架に張り付けにされたキリストの姿を連想させることからつけられた。ビタミンAや葉酸が豊富。

(2013-06-04 朝日新聞 朝刊 ちば首都圏 1地方)

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デジタル大辞泉の解説

パッションフルーツ(passionfruit)

トケイソウ科の蔓性(つるせい)の多年草。葉は三つに深く裂けている。花はトケイソウに似て、白色。果実は球状で、紫色に熟し、多汁で芳香があり、生食のほかジュースにする。ブラジルの原産。くだものとけいそう。

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百科事典マイペディアの解説

パッションフルーツ

トケイソウ科の常緑つる性の多年草。ブラジル原産。17世紀スペイン人の宣教師により発見され,花の形がキリストの受難の姿に似ていることからパッションフルーツ(受難果)と名づけられた。

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栄養・生化学辞典の解説

パッションフルーツ

 [Passiflora edulis].クダモノトケイソウともいう.ツバキ目トケイソウ科トケイソウ属の果樹.果実を食用にする.

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世界大百科事典 第2版の解説

パッションフルーツ【passion fruit】

トケイソウ科の巻きひげを有するつる性の多年草。単純な果形と対照的に,花弁,おしべ・めしべ,総状の副花冠の配列を,時計にみたてたり,キリスト受難の形にちなむ名の由来に,本種の特性をみる。クダモノトケイとも称する。葉は互生で3出の掌状であり,茎の各節に巻きひげと托葉がある。花は白色あるいは帯紫色で,径5~7cm。果実は径5cm内外の球もしくは卵形で,深紫色に熟する。約3mmの厚さの果皮の内側はトマトに類似し,濃黄色のゼリー状の果肉が小さな黒色種子をつつむ。

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大辞林 第三版の解説

パッションフルーツ【passionfruit】

トケイソウ科の多年草。ブラジル原産。果実は長さ約5センチメートルの卵円形で暗紫色に熟す。果肉は橙黄色で甘酸っぱく香りがよい。生食するほか、ジュースにもする。クダモノトケイソウ。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

パッションフルーツ

トケイソウ(時計草)」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

パッションフルーツ
ぱっしょんふるーつ
passion fruit
[学]Passiflora edulis Sims

トケイソウ科の多年生つる草。果実を食用とするため、和名をクダモノトケイソウという。ブラジル原産。葉は三叉(さんさ)状に分裂する掌状単葉で、横径12センチ。花は新生したつるの葉腋(ようえき)に単生し、早朝に開花、午後には閉じる。花形はトケイソウと同様で、花弁、萼片(がくへん)とも五枚で白色。基部が紫色の糸状の副花冠が多数ある。雄しべは5本、雌しべは1本で柱頭が三裂する。トケイソウの名は、この花形を時計の文字盤に見立てたもの。果実は球形または楕円(だえん)形で、長さ5~8センチ。熟すにつれて黒紫色となるが、別に黄色になるキイロクダモノトケイソウもある。中南米で栽培が多いが、沖縄でも栽培できる。近縁種に、品質のよいグラナディヤ、大果のオオミトケイソウ、高地にできるバナナパッションフルーツなどがある。
 果皮はもろく、厚さ3ミリ、中に乳白色のパルプに包まれた多数の種子がある。パルプは多汁で甘・酸味が適和し、芳香があって美味である。果実は生食および加工用とする。生食ではパルプに包まれた種子もそのまま食べる。加工はジュース専用で、果皮付き搾汁(さくじゅう)と、種子とパルプを分離してパルプのみからの搾汁の二方法がある。前者は果皮の色やえぐ味がつく。後者は収量は少ないが黄色の特徴あるジュースが得られる。搾汁後は変質を防ぐため、すぐ冷蔵するか、高温殺菌(85度Cで5分)または瞬間殺菌する。単独で飲用するかリンゴ果汁やオレンジピューレなどと適宜混ぜて利用する。なお生果汁100グラム中には糖質15.8グラム、カロチン1400マイクログラム、A効果780IUを含み、酸度は3.0前後である。[飯塚宗夫]

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世界大百科事典内のパッションフルーツの言及

【トケイソウ(時計草)】より

… トケイソウ属Passiflora(英名passionflower)は南アメリカを中心に400種以上が知られ,種子をつつむ種衣がゼリー状で,適度な酸甘味と芳香のあるものが多い。果物用に栽培されているのは,有名なクダモノトケイ(パッションフルーツ)(イラスト)のほかにも数種あり,また野生種でも食用にされる種は多い。 観賞用として作られるものにはほかにベニバナトケイソウP.coccinea Aubl.,ムラサキフイリバトケイソウP.trifasciata Lem.などがある。…

※「パッションフルーツ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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