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パティニョ José Patiño

世界大百科事典 第2版の解説

パティニョ【José Patiño】

1666‐1736
スペインの政治家。イタリアのミラノ生れ。フェリペ5世の招聘でスペインの政治改革に参加。1717年から王室会議顧問,陸軍長官,セビリャ総督,通商院長官を歴任した。その間,艦隊の整備,造船所の設立,航海学校の開設など海事関係の発展に貢献した。その後,海相,新大陸相,財務長官を経て,34年宰相に就任。北アフリカ,ナポリ,シチリア遠征にも成功した。【渡部 哲郎】

パティニョ【Simón Ituri Patiño】

1862‐1947
ボリビアの実業家。コチャバンバ出身のメスティソで,一商人から身を起こし世界一のスズ王かつ世界有数の富豪となった。当初,詐欺のような形でカタビ地方のウンシア・スズ鉱山の株を独占し,1899年以後のロンドンのスズ相場急騰の波に乗ってその事業は急激に拡大した。1924年以後,事業の本社をアメリカに移し,自弁外交官としてヨーロッパとアメリカに滞在し,24年に短期間帰国した以外は二度と故国ボリビアの土を踏むことはなかった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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