江戸時代の学僧。音韻学者。丹波(たんば)国(兵庫県)に生まれる。俗姓中西、字(あざな)は僧谿(そうけい)。天文学などにも造詣(ぞうけい)が深かったが、業績の中心は『磨光韻鏡(まこういんきょう)』(1744)を中心とする『韻鏡』研究であり、その後の『韻鏡』研究や「字音仮名遣い」の研究などに大きな影響を与えた。著述は50余部に及ぶが、ほかのおもなものとして『字彙荘嶽音(じいそうがくおん)』『経史荘嶽音』『広韻字府』『三音正譌(せいか)』『磨光韻鏡後篇(へん)』『同余論』などが公刊された。
[沼本克明 2018年10月19日]
『満田新造著『韻鏡研究史上に於ける文雄の位置』『文雄の韻鏡南方音説を評す』『文雄の字彙荘嶽音に就て』(『中国音韻史論考』所収・1964・武蔵野書院)』
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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(内田正男)
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