パブロダール(英語表記)Pavlodar

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

パブロダール
Pavlodar

カザフスタン北東部,パブロダール州の州都。西シベリア低地南縁部,イルトゥイシ川にのぞむ河港都市。 1720年ロシアの前哨基地がつくられたことに始る町で,1861年市となり,農産物,塩の交易中心地であった。 1960年代なかば以降急速に発展し,アルミニウム工場,化学コンビナートが建設され,ほかにトラクタ,食品加工などの工場がある。工業大学,教育大学がある。アスタナバルナウルを結ぶ鉄道,ハイウェーが通り,ロシアのオムスクとハイウェーで連絡。人口 34万 2500 (1991推計) 。

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デジタル大辞泉の解説

パブロダール(Pavlodar/Павлодар)

カザフスタン北東部、パブロダール州の都市。同州の州都。イルティシ川沿いに位置し、河港を有す。18世紀初頭にコサックが要塞を築き、1950年代に大規模な入植が進められた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

パブロダール
ぱぶろだーる
Павлодар Pavlodar

中央アジア、カザフスタン共和国パブロダール州の州都。ロシアのオムスクの南東412キロメートル、イルティシ川中流部右岸に臨む河港都市。人口30万0500(1999)。食肉、製粉の軽工業と、製材、アルミニウム製錬、建設資材などの重工業が発達。舗装道路、緑の並木道、5~10階建ての近代住宅が造成され、18世紀初頭にロシア軍南下の前哨(ぜんしょう)地として建設された古い町のおもかげは一変している。1960年代に旧ソ連で行われた処女地開拓運動の中心地。医学・音楽などの専門学校、歴史郷土館が置かれている。周辺はステップ(短草草原)地帯で、ウシ、ヒツジの飼育と小麦の栽培が盛んである。[山下脩二]

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