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パラコート・ジクワット中毒 ぱらこーとじくわっとちゅうどく Paraquat-Diquat Poisoning

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家庭医学館の解説

ぱらこーとじくわっとちゅうどく【パラコート・ジクワット中毒 Paraquat-Diquat Poisoning】

[どんな病気か]
 パラコートジクワットも、植物の光合成を阻害して枯死(こし)させる除草剤です。
 市販されているのは、2つの薬剤を混合し、毒性の強いパラコートの量を少なくした製品です。
 しかし、パラコート単独の旧製品が存在し、これの回収・使用禁止を徹底しないかぎり、旧製品による中毒が今後もおこると思われます。
 パラコートの毒性は強烈で、皮膚から体内に入っても、生命にかかわることがあります。背負っていた散布用のタンクからパラコートがもれ、これが皮膚から入って、全身の中毒で死亡したケースも報告されています。
[症状]
 薬剤が皮膚につくと、その部分が赤くなり、皮膚炎(ひふえん)がおこります。
 飲んだときにすぐ吐(は)き出せるように吐剤(とざい)が入っているので、口から入ると激しい嘔吐(おうと)がおこります。
 口腔(こうくう)・のど・食道・胃の粘膜(ねんまく)のただれ・潰瘍(かいよう)、飲み込み困難、腹痛などもおこります。
 2~3日後には、肝障害による黄疸(おうだん)、腎障害(じんしょうがい)による血尿(けつにょう)・乏尿(ぼうにょう)・無尿(むにょう)などが現われます。
[治療]
 生命に危険が迫っていれば、救命のための手当をします。
 中毒の初期治療(「医師が行なう中毒の初期治療」)もします。
 体内に入った薬剤の量が多いほど、事故から時間がたっているほど生命を救うことがむずかしくなります。生命は救えても、治療の困難な肺炎(はいえん)がおこることが少なくありません。

出典|小学館
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それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。この事典によって自己判断、自己治療をすることはお止めください。あくまで症状と病気の関係についてのおおよその知識を得るためのものとお考えください。

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