コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ヒビミドロ Ulothrix flacca (Dillw.) Thuret

2件 の用語解説(ヒビミドロの意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

ヒビミドロ【Ulothrix flacca (Dillw.) Thuret】

日本各地の沿岸,とくに冬季に内湾の高潮線付近の岩上や杭などによく生育する,緑色の短い毛髪状の海藻。緑藻綱ヒビミドロ科に所属する。体は1列の細胞糸からなり,太さ10~25μm,細胞内には1個の核と1個の環帯状の葉緑体がある。海水温度が低い冬季は,主として無性的に遊走子をつくって生殖するが,温度が上昇する春季になると,雌雄の配偶子をつくって有性生殖を行う。接合子は単細胞のままで夏を越し,秋に内部に遊走子を形成する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヒビミドロ
ひびみどろ
[学]Ulothrix

緑色植物、緑藻類の1属の総称。山間の渓流などに着生する淡水藻で、円筒形の細胞がつながって長い糸状となり、中に板状の葉緑体が入っている。和名の由来は、手にとると、手にひびが入ったようにみえることによる。[小林 弘]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ヒビミドロの関連キーワードイイダコ藍子沿岸沿岸動物黒鯛高潮線湾岸車蝦拶双魚フリッツェ

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone