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ヒューム管 ヒュームかんHume pipe; Hume concrete pipe

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヒューム管
ヒュームかん
Hume pipe; Hume concrete pipe

鉄条を芯にしたコンクリート管のこと。鉄筋を芯にコンクリート型枠に入れて軸回転させ,遠心力を利用して,締め,固めてつくるので,強度が大きく外圧にも内圧にも強い。主として下水道,農業用水路,住宅建築などに使用される。鋼製継手で継ぐA型 (直結) ,ゴムで継ぐB型 (ソケット管) ,段をつけて継ぐC型 (大型管) に分類される。近年需要が特に多くなり,伸びが期待されている。名称は 20世紀の初め,発明者 W.ヒューム (オーストラリア) の名にちなんでつけられた。

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デジタル大辞泉の解説

ヒューム‐かん〔‐クワン〕【ヒューム管】

コンクリートを型枠に入れて回転し、遠心力を利用して締め固めた鉄筋コンクリート管。オーストラリアのヒューム(W.R.Hume)が発明。導水管下水管などに用いる。

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百科事典マイペディアの解説

ヒューム管【ヒュームかん】

遠心力を利用して成形した鉄筋コンクリート管。鉄筋,コンクリートを入れた型わくを遠心機にかけて締め固める。強度が高く,水密性も大きい。オーストラリアのヒュームHume兄弟の考案。

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世界大百科事典 第2版の解説

ヒュームかん【ヒューム管 Hume pipe】

遠心力を利用して成型した鉄筋コンクリート管。オーストラリアのヒュームHume兄弟が考案したことからこの名がある。円筒形の型枠にコンクリートを入れ,これを高速で回転させて作るもので,遠心力によって十分締め固められるので,コンクリートの余分な水がしぼり出され,緻密(ちみつ)なコンクリート管ができ上がる。そのためコンクリートは強度が高く透水しにくいので,下水管,排水管などに使用されている。【長滝 重義】

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大辞林 第三版の解説

ヒュームかん【ヒューム管】

〔創案者 W. R. Hume の名による〕
遠心力を利用して成型した鉄筋の入ったコンクリート管。水道管などに用いる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヒューム管
ひゅーむかん
Hume pipe

コンクリートの締め固めに遠心力を用いる鉄筋コンクリート管で、1910年オーストラリアのヒュームW. R. Humeによって発明された。ヒューム管には、外圧のみで設計される外圧管、外圧および内圧に対して設計される内圧管、および推進管などがある。外圧管には1種管、2種管、3種管の3種類があり、2種管および3種管に要求される高耐力は、膨張材によるケミカルプレストレスchemical prestress(化学的処理により事前に応力を与えておくこと)で確保されている。[西岡思郎]

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