ビシュケク(英語表記)Bishkek

大辞林 第三版の解説

ビシュケク【Bishkek】

キルギス共和国の首都。同国の北部に位置し、綿織物業が発達。旧称、フルンゼ。

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百科事典マイペディアの解説

ビシュケク

キルギスの首都。キルギス山脈の北麓,チュー川河谷にあり,各種機械,建設資材,食品加工などの工業が行われる。大学(1951年創立),空港がある。もとホーカンド・ハーン国領であったが,当地のピシュペク砦が1860年代にロシア軍に占領され,ソ連時代に入ると1924年カラ・キルギス自治州の主都となる。1926年同州のキルギス自治共和国昇格と同時に当地出身の赤軍司令官にちなんでフルンゼと改称されたが,1991年ソ連邦からの独立宣言と同時に本来の名称に復した。現在では見事に緑化された近代都市となっている。90万1700人(2014)。
→関連項目キルギス

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ビシュケク
びしゅけく
Bishkek

中央アジア、キルギス共和国の首都。人口76万2308(1999)。キルギス山脈山麓(さんろく)の標高900メートルの谷あいにあり、同国の工業、文化、交通、行政の中心地。ロシアの十月革命指導者の一人で当地出身のフルンゼМихаил Васильевич Фрунзе/Mihail Vasil'evich Frunze(1885―1925)を記念して、1926年にそれまでの市名ピシュペクПишпек/PishpekをフルンゼFrunzeに改称、91年ソ連解体後、現名称ビシュケクに改めた。機械製造、自動車組立て、織物、紡績、食肉、家具などの工業が発達し、ブハラ(ウズベキスタン)―タシケント(同首都)―ビシュケク―アルマトイ(カザフスタン)を結ぶ天然ガス・パイプラインが通ずる。急行列車(76時間)と飛行機(5時間)でモスクワ(ロシア)と直結しており、郊外に2空港がある。市がキルギス最大の工業都市に発展したのは、第二次世界大戦中モスクワの軍事企業の大半がここに疎開し、軍需品増産に努めたためである。市街はすべて緑化され、整然と区画整理されており、南部にそびえる万年雪の山々と好対照をなしている。郊外には6~7世紀のソグド人集落跡がある。大学、高等専門学校、キルギズ・ロシア両語のラジオ放送局が設置されている。 [山下脩二]

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