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ビスターミー ビスターミー al-Bisṭāmī, Abū Yazīd Tayfūr ibn Īsā

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ビスターミー
ビスターミー
al-Bisṭāmī, Abū Yazīd Tayfūr ibn Īsā

[生]? ホラーサーン,ビスターム
[没]874/877/878
イランの著名なイスラム神秘主義者。神への愛を深め,霊魂を浄化する修行によって神と合一し自我の消滅境 (ファナー) にいたる道を説いた。

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世界大百科事典 第2版の解説

ビスターミー【al‐Bisṭāmī】

?‐874ころ
イスラム神秘主義者。正しくはバスターミータバレスターン山中のビスタームに生まれ,そこで生涯を閉じる。同時代の神秘思想運動から孤立して独自の思想を確立し,後世のイスラム神秘主義哲学に多大の影響を与えている。彼は神秘主義修行の最終目標を神との〈合一滅却境fanā‘ bil‐tawḥīd〉であるとして,神の唯一性と存在の実相の認識が思索の中心主題になっている。イスラム神秘思想が存在の形而上学に基盤を求めるようになるのはビスターミーに由来する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ビスターミー
びすたーみー
Ab Yazd al-Bism
(?―874)

初期イスラムの神秘家(スーフィー)。バスターミーal-Basmともいう。生涯の大半をペルシアのタバリスターンの山中で過ごし、徹底した禁欲生活を通して自己の内面を凝視した。神の絶対的な唯一性を確証するために、自らの自己性をも最後には無とするような被造性の解体が彼の特徴である。神にしか許されない表現である「我に栄光あれ」ということばを忘我の境地で口にし、後世しばしば批判された。彼にインド思想の影響を考える学者もいる。[鎌田 繁]

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