コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ビティニア ビティニア Bithynia

2件 の用語解説(ビティニアの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ビティニア
ビティニア
Bithynia

古代,トルコの北西部,黒海とマルマラ海に面した地方。前 2000年頃からトラキア系の民族が住み,前3世紀までには小さいが強力な国家が成立した。前 74年にローマの属州となり,前 62年にポントスと合併され,属州ビティニア・ポントスとなった。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ビティニア
びてぃにあ
Bithynia

ボスポラス海峡とマルマラ海に面する小アジア北西部地域の古称。降水量が豊富でサンガリウス川(現在のサカリヤ川)を中心に肥沃(ひよく)な平野が広がり、穀類、果樹をはじめ農産物に恵まれていた。住民はトラキア系で、紀元前8世紀以来ギリシア人の植民都市が設けられ、両者の対立は絶えなかった。のちアケメネス朝ペルシアの支配下に入り、前3世紀に独立してビティニア王国を建て、ヘレニズム文化を受容した。王都はニコメディア(現在のトルコ北西部のイズミット)。前74年ニコメデス4世は王国をローマに遺贈し、ポンペイウスがこれにポントスを加えてビティニア・ポントス州をつくり属州とした。帝政期にはキリスト教布教の中心地となった。[田村 孝]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ビティニアの関連キーワード黒海ダーダネルス海峡ボスポラス海峡マラカイボ湖マルマラ海コンスタンチノープル海峡金角湾シアトルマラソンバリアフリータートルマラソンマルタマラソン

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone