ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マルマラ海」の意味・わかりやすい解説
マルマラ海
マルマラかい
Marmara Denizi
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トルコ北西部、アジアとヨーロッパを隔てる内海。北東はボスポラス海峡によって黒海に、南西はダーダネルス海峡によってエーゲ海に通じる。東西約280キロメートル、南北約80キロメートル、面積約1万1400平方キロメートル。東にイズミット湾、西にエルデック湾などの湾入があり、南にはカプーダーウ半島が突出し、西にマルマラ島やアブシャ島、東にプリンセス諸島(トルコ名クズル諸島)などが浮かぶ。陥没によって生じた内海であり、最大水深は1350メートルに達する。イスタンブール港などを拠点に往来する内外の船舶は多く、一方、イワシ、カツオ、タイなどの漁獲もある。気候が温和なため、島や沿岸には保養地が発達し、タバコ、オリーブ、ブドウなどが栽培される。また、イスタンブールやイズミットでは臨海工業地帯の発達がみられる。
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