コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ピエルネ Pierné, Henri-Constant-Gabriel

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ピエルネ
Pierné, Henri-Constant-Gabriel

[生]1863.8.16. メス
[没]1937.7.17. フィニステール,プルジャン
フランスの作曲家。 1870年パリに出てパリ国立音楽院で C.フランク,J.マスネらに師事,72年劇的カンタータ『エディト』でローマ賞を獲得した。 90年サント・クロチルド聖堂のオルガニスト,1910年コンセール・コロンヌの指揮者に就任。作品は『少年十字軍』 (1905) ほか,オペラ,バレエ音楽,各種の器楽曲など。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ピティナ・ピアノ曲事典(作曲者)の解説

ピエルネ

フランスの作曲家、オルガニスト、指揮者。ロレーヌ地方のメス(ドイツ語読みではメッツ)に生まれるが、1870年の普仏戦争時にドイツに併合されたことにより、家族でパリに移住する。
パリ音楽院ではマスネに作 ...続き

出典 (社)全日本ピアノ指導者協会ピティナ・ピアノ曲事典(作曲者)について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ピエルネ【Gabriel Pierné】

1863‐1937
フランスの作曲家,指揮者。早くから音楽の才能を現し,9歳でパリ音楽院に入学,オルガン演奏,作曲などを学んで,1882年にローマ大賞を受けた。子どもの合唱を含む《少年十字軍》(1902),《ハープ小協奏曲》(1903),バレエ曲《シダリーズと牧羊神》(1923)などが日本では知られているが,彼の作品は広いジャンルにわたっていて,師のマスネ,フランク,僚友ドビュッシーほか多くの人の影響を巧みに同化し,ことさらな深刻さを避けて明快であり,流麗な旋律と洗練された色彩感に富む,近代的な感覚の音楽を書いた。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ピエルネ
ぴえるね
Gabriel Piern
(1863―1937)

フランスの作曲家、指揮者。パリ音楽院でラビニャック、フランク、マスネらに師事。1882年ローマ大賞獲得。90~98年フランクの後を継いで聖クロティルド教会のオルガン奏者を務め、1910~34年コンセール・コロンヌの指揮者として同時代の作曲家の作品を積極的に紹介した。作品は広いジャンルにわたり、数も多いが、そこには透明な管弦楽法と簡潔な書法、軽快さとみごとなバランス感覚とによって、当時のフランス音楽の種々の傾向を巧みに消化しているのがみられる。主要作品にオペラ『ぺてん師の娘』(1901)、オラトリオ『少年十字軍』(1902)など。[寺田由美子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ピエルネの関連キーワードコロンヌ管弦楽団動物の謝肉祭8月16日

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android