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ファンダメンタルズ fundamentals

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ファンダメンタルズ
fundamentals

一国の国際収支インフレ率失業率の諸主要経済指標全般を指す概念として使われる用語。具体的な範囲は特に決まっていないが,一国の経済の健全性を見る上では,複数の経済指標を総合的に見るべきでありこの結果により,特に為替相場の水準を中長期的に決定するとされている。

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知恵蔵の解説

ファンダメンタルズ

国際経済を安定させるために必要となる条件で、各国の経済成長率、物価上昇率、国際収支などのマクロ的経済指標(経済の基礎的条件)をいう。為替レートが変動相場制に移行して以来、これらの諸条件の各国間の格差を反映し、相対的な通貨価格(為替レート)が変動するようになった。各国間の基礎的条件の均衡が崩れる時に、為替レートの変動が大きくなり、国際経済の不安定さが増すことから、「為替レートの決定要因」として重視されている。1978年、ボン・サミットでのカーター米大統領の発言から一般化。

(本庄真 大和総研監査役 / 2007年)

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デジタル大辞泉の解説

ファンダメンタルズ(fundamentals)

国際経済を安定させるための基礎的条件。また、一国の経済状態を判断するための基礎的条件。経済成長率・物価上昇率・失業率・国際収支など。
売上高、利益、純資産価値など、企業の価値を評価する基礎的な財務データのこと。このデータを用いてファンダメンタルズ分析を行う。

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百科事典マイペディアの解説

ファンダメンタルズ

一国の経済状態を表現する最も基礎的な指標で,国際経済を安定させる基礎的条件でもある。経済成長率,物価上昇率,失業率,経常収支などが挙げられる。為替相場の変動要因を考える際に用いられることが多く,中長期的にはファンダメンタルズの良好さに為替相場は左右されるが,短期的にはファンダメンタルズに関する予想の変化に左右される。1978年のボン・サミット以来用いられるようになった用語。
→関連項目経済通貨同盟市場介入バブル経済

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大辞林 第三版の解説

ファンダメンタルズ【fundamentals】

一国の経済状態を示す基礎的指標。経済成長率・物価上昇率・失業率・国際収支など。

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世界大百科事典内のファンダメンタルズの言及

【国際通貨制度】より

…しかし場合によっては,財政金融の引締政策をとっても国際収支の改善が難しい場合がでてくる。加盟国の基礎的経済条件(ファンダメンタルズfundamentals)の相対的な弱体化のために,現行の為替相場では国際収支の赤字を解消できなくなったとき,IMFはそれを基礎的不均衡とみなし,為替相場の調整的切下げを認めることになっていた。この固定為替相場制が調整可能な釘付けadjustable pegとよばれたのは,そのためである。…

※「ファンダメンタルズ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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