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ファールン ファールンFalun

デジタル大辞泉の解説

ファールン(Falun)

スウェーデン中部、ダーラナ地方にある町。9世紀頃から銅の採掘が始まり、17世紀には世界最大の産出量を誇った。銅山は1992年に閉鎖されたが、17世紀後半から19世紀にかけて建設された工場や住宅、採掘坑などが保存されており、2001年「ファールンの大銅山地域」として世界遺産文化遺産)に登録された。

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世界大百科事典 第2版の解説

ファールン【Falun】

スウェーデン南部,コッパルベリ県の県都。人口5万0592(1981)。同国最古の鉱山の一つであるファールン鉱山を有し,18世紀から20世紀初頭まで金,銀も採掘されたが,現在の主産物は黄鉄鉱で,その他鉛,スズを産出する。中世に鉱山との交易地として栄え,北部ダーラナ地方の中心地となった。1609年に町の特権を得,24年,都市に昇格,その後,数回の大火と水害に見舞われたが,鉱山都市として発展し,現在に至る。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ファールン
ふぁーるん
Falun

スウェーデン中部、ダーラナ地方の鉱業都市。人口5万4601(2001)。地下資源が豊富なベルイスラーゲンBergslagenとよばれる丘陵地帯に位置する。1280年創立の鉱山会社に代表される鉱業は、当時は銅の産出量で世界一を誇ったが、現在では硫黄(いおう)、亜鉛が主で、副産物として硫酸、赤色塗料を産出する。製紙、製材、自動車部品などの工業もある。15世紀建立の大銅山教会、17世紀のクリスチーネ教会、鉱山博物館がある。またウィンタースポーツの中心地で、ゲレンデやジャンプ台の設備がある。[中島香子]

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