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「フィッツナー」の意味・わかりやすい解説
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フィッツナー
Hans Pfitzner
生没年:1869-1949
ドイツの作曲家,指揮者。フランクフルトの音楽院でピアノと作曲を学んだ後,ベルリン,ミュンヘンで指揮者,教育者として活動。1908年よりシュトラスブルク(現,ストラスブール)で音楽院院長と音楽監督を務め,10年同市歌劇場監督に就任,20年以後は再びベルリン,ミュンヘンで教育活動に従事した。彼の様式はシューマン,ワーグナーなどを基盤としており,〈最後のロマン主義者〉と呼ばれている。代表作にオペラ《パレストリーナ》(1915),同《心》(1931),カンタータ《ドイツの魂について》(1921)がある。
執筆者:佐野 光司
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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