フィリピン海プレート(読み)フィリピンカイプレート

デジタル大辞泉 「フィリピン海プレート」の意味・読み・例文・類語

フィリピンかい‐プレート【フィリピン海プレート】

フィリピン海にあるプレート南海トラフ琉球海溝南西諸島海溝)・フィリピン海溝などが後世ユーラシアプレートの下に沈み込むと予想されている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「フィリピン海プレート」の意味・読み・例文・類語

フィリピンかい‐プレート【フィリピン海プレート】

  1. 東は伊豆・マリアナ諸島から、西は南海トラフ、南西諸島海溝およびフィリピン海溝にわたる範囲を占めるプレートの一つ西側の海溝部で、ユーラシアプレートに沈み込んでいる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「フィリピン海プレート」の意味・わかりやすい解説

フィリピン海プレート【フィリピンかいプレート】

フィリピン海を含む海洋プレート。アユトラフで拡大境界を持ち,東では伊豆‐小笠原海溝,マリアナ海溝,ヤップ‐パラオ海溝,西では相模トラフ,南海トラフ,琉球海溝,フィリピン海溝で沈み込む。相模トラフから南海トラフにかけて1年に3〜4cmのスピードで沈み込み,日本列島の関東以西の太平洋側の巨大地震に関係すると考えられている。
→関連項目首都直下型地震

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android