フォトンファクトリー(英語表記)photon factory

デジタル大辞泉「フォトンファクトリー」の解説

フォトン‐ファクトリー(photon factory)

大型放射光施設の一。日本の高エネルギー加速器研究機構電子線加速装置別名。昭和57年(1982)に稼働開始。高輝度のPFリングと、パルス放射光を発生するアドバンストリングという二つの特徴的な装置がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版「フォトンファクトリー」の解説

フォトンファクトリー【Photon Factory】

茨城県筑波研究学園都市にある高エネルギー物理学研究所の放射光実験施設の名称。直訳すれば光子の工場であり,光速に近いスピードで運動する高エネルギー(25億eV)の電子が,その軌道を曲げられるときに軌道の接線方向に放出するシンクロトロン放射(放射光)と呼ばれる電磁波(光)を利用するもので,極紫外線からX線にわたる超強力な線源を提供できる。1977年春に建設が開始され,83年から本格的活動が始まった。 全長400mの線形加速器で25億eVに加速した電子を,長径約70m,短径50mの楕円形貯蔵リング(ストレージリング)に導き,リングの全周に沿って置かれた偏向電磁石で電子の軌道を曲げることによって放射光を発生させる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

景気ウォッチャー調査

内閣府が2000年1月から毎月実施している景気動向調査。生活実感としての景況感を調査するのが狙い。具体的にはタクシーの運転手、小売店の店長、娯楽施設の従業員、自動車ディーラー、派遣従業員、設計事務所所...

景気ウォッチャー調査の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android